人を幸せにする人になろう

ゲンパツのこと

◆朝日の記事で、周縁部に押しつける点で、沖縄の基地と同じだという指摘を見る。
◆報道ステーションで、発電に要するコストが、いちばん安いというイカサマを、例えば交付金や、今回の事故の賠償を積み上げ、六ヶ所村の再処理費用を積んで試算し、こんなにもカカルという数字を出していた。しかし、最終処分場のことは未算入のように聞こえた。北欧のある国のように、地下に巨大な最終処分場を作り、未来永劫、管理していく費用はまだ積み上げられていないと思う。
◆さて、ブログを書こうと思ったのは、玄海ゲンパツの再開を海江田が認めたのに、なんたらテストを実施して合格しないと再開しないという突如とした提案に、政府方針の不統一だとの批判がニュースで流れていた。
◆まあ、不細工な話である。が、田中角栄による推進路線から30年、これを大転換するには、それなりにたいへんなことだろうとも思う。むろん、脱原発を支持してきたので、いまの世論の盛り上がり、諸外国の見直しも追い風となり、この機会をつかまえて日本も転換してほしいと思う。事故が起こらなければこうはならなかったのは日本的風景だが、ここでやるしかない。
◆で、そうするにしても移行期の電力はどうするのかなど、政治家もどうすりゃいいのというところなのだから、国会でゴタゴタと議論することは悪いことではないと思う。国策を転換するには、けっこうな労力がかかるだろう。それがいまなんだから、大いに議論すべし、ゴタゴタが生じても、ある意味、致し方なしとも思う、ということが言いたいのである。でたらめな交付金とか、電力会社のウソとか、この際、政治家諸君はとことん議論すればよろしい。

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雲楽
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性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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