人を幸せにする人になろう

久津川車塚8月19日(水)

◆自分、長友、道上、佐藤・山口、土井、大澤・園原・吉村・土谷、木下、城陽市担当者 泊8人 天候はそんなに よくない。夕方16:10で雨も来たので早めに終了する。
◆朝、文化庁視察のため、今回の新規掘削部のシートをすべてめくる。その前に若干の水替え。そして本日は西区深掘り部分に全員集中。まずは機械掘削後、調査区の成形ができていなかったので、壁を整えるところから始める。およそ整った段階で、もう今日は西区でやれるところまでやることとし、2トップで黄色粘質土を、ほぼ作り出し肩部近くから始め、はいでいく。下層は砂層。かなり上の方まで砂は上がっている。この砂、黄色粘質土が堆積する際の最下層かもしれないが、葺石転落石含みの濠内堆積土である灰色砂もけっこう高いところまであるように感じる。
◆上層の黄色粘質土を深掘り部の上から下まで、削り組、土拾い組み、排土組に分かれてサイクルを作り、最下部におよぶ。かなりの急傾斜で、転落石が広がる。黄色粘質土中から、囲形埴輪の上のギザギザ片が出土(これ昼前だったか)(ちなみに、昨日拾い集めた造り出し上面の浮き埴輪片のなかに籠目土器が含まれていた(けっこう大きい底部))。
◆最終段階で人が入れるスペースがなくなったので(写真)、15:30頃から、5人が造り出し肩部にならび、 造り出し西斜面のイキ面まで、上から検出を開始する。いまの時点ではまだ水平距離で1m未満で、砂面にはいっていないが、砂が出てきてからは、それも除去し、地山の斜面を削り出していくことにする。生きた葺石上端がどこで来るか、いまは不明。
◆ということで、深掘り部は南区からと考えていたが、また造り出し北辺の葺石検出も途中なのだが、行きがかり上、西区深掘り部に手をつけることとなる。友禅職人尾山さんは今日が最後でした。ありがとうございました。
◆いつものように、大久保湯経由、マツヤスーパー。今日はステーキ!。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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