人を幸せにする人になろう

台場特集号

◆毎度毎度、ヒストリアの特集で、疲弊する。なんでこんなに一所懸命やってるんだろう。馬鹿みたい。論文1本書くくらいの労力は十分にかかっている。前号に続いて、特集のイントロダクションの文章を書いている。全体のボリュームがかさばって迷惑をかけているのでコンパクトを心がけたが、切り縮める気力がないし、思い切ってバッサリやるにはもったいない。何を書いているかというと、現地見学検討会の記録、18世紀後葉からの外国船来航と海防政策のおおよその流れ、プチャーチンの天保山来航以後の大坂湾岸の防備、そして文久期以降の摂海防禦が重要視されていくまでを概観する文章。
◆もうひとつは、これを機会に大坂湾岸の台場をまとめようと企画委員のメンバーで分担して、10数カ所の短い紹介記事。冒頭に分布図と一覧表を付ける。原稿は委員のメンバーが分担したが、地図や図面や写真やらは、全部、オレがやっている。分布図も・・・。こういうのが疲弊する。やりだすと面白くて仕方がないのだが、疲弊する。ああそれと、全体の原稿の調整。なるだけ各人の原稿を活かしてとは思うが、全体として短くするためもあって、けっこう手を入れる。かつ、小見出しをつけて解説をつけるのだが、遺構そのものを記述する項目立てがなく(本日、気がついた)、「構造」という小見出しを新設し、なにも書いてないヤツは、調べて書き足している。委員はみな文献史の大学院生で、経緯のところは一所懸命書いているが、台場の構造物についてはあまり触れていない。
◆まあ、調整しても、各人各様、徹底して統一的な記述にすることはあきらめよう。ああ、掲載許可の事務手続きもやらなあかんな~。たいへんや。もう一息のところまでは来た。

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プロフィール

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雲楽
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性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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