人を幸せにする人になろう

和歌山線はもういちど

◆今回、和歌山線は夕暮れから夜だったので、車窓から外を眺めることができなかった。なので、もっかい、やらねばならん。
◆笠田駅というのがある。カミサンの実家に行くとき、京奈和の高野口でおりて、笠田まで行き、南に折れる。笠田は、そう、荘園絵図で有名な(キヘン+上・下)田荘なんだな。和歌山って、柳田国男のなんとか論ではないが、古い地名やそんなのが残っているので、驚く。たとえば、神社名で、丹生官省符神社というのがあるんですよ。世界遺産になってるけど。むかし大学時代に和歌山の後輩がおり、そいつの言葉に驚いた。なんだっけか、「あが」だ。「あがのなになに」て自分のなになに、ということですよね。我?吾?、ともかくも、そんな言葉が残っている。
◆和歌山が周辺部というのは事実だ。突帯紋土器は残るし、Ⅴ様式も残るし。でもバカにしてるんじゃないですよ。そういう、和歌山こそ、ほかで失われたものが残っており、それが今日的な価値になりうるんだ、ということ。

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HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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