人を幸せにする人になろう

大歴の現地見学検討会

◆5月29日、伏見城で見学検討会をやった。朝、桃山御陵前で参加者を待っていると、ぞくぞくと人が集まってdd4cec50.JPGくる。せいぜい100名、だが、資料は150刷っておこうと、前日の晩、作成したが、それは集合時間の10:00よりも20分前にはなくなった・・・。結局、250参加、午後は270という。
◆それからが大変。資料はないし、会場の呉竹のキャパは120くらい。車で行ってたので、四条烏丸のキンコーズに走り、資料を100部増し刷り発注、それから呉竹にとって返し、会場の相談。椅子を後に60ほどならべ、前のほうにゴザを敷いて、床に座ってもらうことに。立ち見がそれでも出たが、おおむね収容した。
◆おそるべし伏見城である。見通しが甘い。それでも資料がまわらなかった人に記帳してもらい、後日、60部を送った。
◆翌月曜日の委員会で、こうした学会の現地見学検討会は、伏見城は特例としても、学会と市民をつなぐ重要な手段であり、テーマ設定は人気取りでなく学術的な見地から選定する必要はあるが、きちんと宣伝して人に来ていただくことは、学会として重要な社会的活動だ、これからは年2回でもいいのではと、自分の首を締めるような提案をしてみた。これは前から思っていることだが、毎度、企画に難渋することを考えると冒険だが、やっていいんではないかな。
◆それと、この会を通じて、あとの懇親会の場を通じて、伏見城プロジェクトを立ち上げる話を進めている。どこぞの学会は、一緒にやろうという誘いを断ってきた。まあよい。図体がでかくてフットワークが軽くない学会は、放っておこう。主力は中世の城郭史の人たちにやってもらうしかないが、オレは、宮内庁との話し合いや、京都府・京都市との合意形成で動きたいと思う。まあ、あんまり欲張らず、伏見城の基礎的調査を大阪歴史学会が音頭をとって数年やって、そのあとは専門家が進めたらいいと思っている。

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雲楽
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男性
誕生日:
1964/03/22
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大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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