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大阪府における今後の埋蔵文化財保護体制のあり方に関する検討会議090826

◆今年度、大阪府文化財保護課では、1)今後の埋蔵文化財保護体制のあり方、2)発掘調査基準(発掘基準だったかな)、3)積算基準、4)民間導入基準、という、これまでやってこなかった課題を含めて一気に整備する会議を進めている。その委員になり、本日、第1回目の会議があった。4が平成22年の市場化テスト導入に対して今年度やってしまわなければならない大きな課題(むろん民間をどんどん入れましょうという話ではない)。
◆ともかく、大阪府が市町村WGを含めて月1で会議を開き、諸課題に対して、これからの大阪府の埋蔵文化財保護の基本となる考え方を整理する画期的な動きを、遅まきながら打ち出した、とわたしは思います(市場化テストをつきつけられなければ立ち上がらなかった?)。
◆議論の内容については公表を避けるが、大阪府保護課にとって大きな年になるもので、そこに関われることを、たいへんだが光栄に思っている。保護課の心意気はわかるし、それに対し、なんでも支持ではむろんなく、委員の立場から発言を続けていきたい。
◆なので予習が必要だし、事前に自分の考えを整理しておかなければならない。なので、月曜日以来、移動時間に文化庁報告やいろんなものを読んでいた。まあ、今日はなんとかなった。会議はこじんまりしていて雰囲気はよく、座長の和田晴吾先生や保護課長さんのさばきもうまく、実質的ないい議論ができたと思う。


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雲楽
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1964/03/22
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大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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