人を幸せにする人になろう

展示ケース

◆1990年代に文学部棟が改修工事された。それ以前に考古資料がどのように保管されていたのかは知らな98198311.JPGい。工事中の移転を経て、改修後、栄原先生ほか、安村さんや積山さんや濱田さんなどが、3階に展示ケースを設置し、その他、箱入りのものは、倉庫や機械室などの空きスペースに積み上げた。2000年に赴任した際、最初の考古学実習では、そうした考古資料を点検するところから始めた。
◆展示ケースは、当時は実習室が3階にあったので、3階の踊り場に置かれていたが、実習室はその後1階に移転したが、その後も展示ケースを動かせずにいた。今期、実習に20数人受講があったので、7月13日の今学期最終週に、3階から2階への移転をやってもらうことにした。
◆よく観察してなかったのは失敗。展示ケースは4区画からなり、四つのケースをつないで置いてあると思いこんでいた。が実際は、組み立て式で、4区画が一体になっていた。デカイ。ガラスをはずし、遺物を取り除いたが、四つ分はまだ重たく、階段を降ろせそうにない。一度、男全員で担いで持ち上げてとやってみたが、重くきしみ、事故が起きそうだったので断念。どうしたものかと思ったが、3回生が分解を始めた。右ウィング徳満、左ウィング野田、この2人が一生懸命、分解してくれた。
◆これでなんとか解体してしまい、小分けにすれば動かせそうな見込みが立つ。途中、ガラスが割れる事故もあったが、さいわいケガはなかっった。なんとかこの日、14:40から始め、21:00までに、歴史学の研究室のならぶ2階踊り場へ再設置し、遺物の配列まで、移転を完了することができた。写真は19時頃か。最後まで作業を続けてくれた実習生たちと記念写真。、

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HN:
雲楽
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60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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