人を幸せにする人になろう

広瀬隆『日本近現代史入門』

◆一気に一読しました。これ、親類縁者一堂に配ったろか。是非、みなさんにも読んでいただきた い。
◆例えば、戦争をすると、勝たなくてよかったわけだが、要するに勝つためにはどうすればいいか、と考えないわけです。脳みそが多いほうがいいに決まっている。陸軍本省の作戦課とか、実際に現場にいる軍の作戦立案というのが、きわめて限られた人間により、合理的な判断がなされることはない。開戦ももちろんそう。勝てっこないのに、軟弱と言われるから、裏で言っていても、決定する重要な会議で発言しないとか。そこはむろん、反対しにくい状況はあるだろうが、そもそもそういう点も含め、大勢の頭を使い戦略を練り、といったいわば民主的な共同作業を進める、という素地がないわけです。
◆ついつい発言しましたが、是非、一読ください。で、上のこと、原子力発電をやめる、という今のご時世もまったく同じなわけです。これは自分を含めた現在のわれわれの課題。まったく変わらないまま、次のメルトダウンが起こるのとちゃいますか。福島にあといくらかかるのか、廃炉にいくらかかるのか、何にも試算していないわけです。リニアなんて、電気を食うだけ・・・。大阪はIR・・・。
◆右画像は、前に家にある昭和史の本から、できごとを書き上げていたもの。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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