人を幸せにする人になろう

民主党と自民党

◆ほんとは車で出勤してはいけないのだけれど、夏休みなので、ほとんど車で来ている。10月からはきびしくなるので、また定期を買って、電車通勤に戻る。さて、22:00に大学から閉め出されるので、車で帰ると、ちょうど報道ステーションの時間帯なので、カーナビでいつも見ている。
◆昨日の夜(9/8)、その前に鳩山がCO2を1990年費25%削減を打ち出し、それを承けて民主党の専門家がゲストで、古館が話を聞いていた。これ正直よかった。なにが?民主党に、環境問題を専門とする人材がいるということ、彼が説明する言葉には説得力がある。むろんいろんなこともやっているのだろうが、得意な分野をもっている。ここに自民党との違いを感じた。
◆自民党議員にもそれぞれが環境や福祉や教育や、専門の分野があるのだろうが、概してジェネラリストであり、幅広くなんでもやるが、得意なものはないというのに近いのではないかと思う。事実はわからない、印象だが。ひととおり解説はするが、ひとつのことをトコトン説明し熱く語る人は自民党にはいないが、民主党には勉強して得意分野のプロが育っているように感じられる。
◆われわれが求めているものの一端がここにある。自民党議員は、地元への利益誘導が最優先。国際的・国内的なあまたの課題のプロというよりは、それは官僚任せ。これからは地方分権の時代だし、地元の必要なインフラは、必要性をいちばんわかっている都道府県が考えればよい。これからの国会議員にわれわれが求めるのは、地元への利益誘導でなく、先のCO2削減をはじめ、農政のプロ、高速問題のプロ、ともかく国レベルで考えるべきことの専門家集団なのだ。国会議員は国のことを考えるべし。そうしたときに、民主党には、まだまだ人材も少ないのかもしれないが、確実にそうした政策を真剣に考えている人たちが育ってきている。
◆これまでもそうであったが、政権交替で表に出てくるようになり顕在化しただけなのだろうが、頼もしいと思う。それに比べて、自民党のダメージ、そして対抗できる様子はうかがえない。麻生なんて、あれほどの大敗を喫して、いまだに政界にいること自体、自分の感覚では信じられない。

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HN:
雲楽
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男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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