人を幸せにする人になろう

白鶴美術館(06月29日)

◆博物館シリーズも独立させよう。いろんな博物館や資料館を訪れているが、いっったい、今後、どのくらいのtop_image.jpgところを訪ねることになるであろうか。
◆白鶴美術館は神戸市東灘区住吉の山手にある。鏡2面の撮影ではじめて訪れる。むかし、大学時代、黒川古文化研究所に週1回アルバイトに行っていたことがあるのと、辰馬でなんかある時に動員されて行くこともあった。この二つは西宮だが、阪神間には近代以降、お金持ちが収集した私設博物館の類がけっこうある。考古学の場合、そうした古い時期の収集品にむろん貴重な事例はあるが、ふつうは新出の学術的な調査を経て出土したものの方が基本資料となるので、あんまり行くことはない。
◆この鏡、旧金剛輪寺蔵品で、下垣が詳しいが、昔から有名なコレクションで、それが近代に分散しているようed80eaf2.JPGだ。で、桐箱には、馬具類が一括してあり、こっちの方が貴重な資料なのだろう。6月29日に訪れたとき、北九州の宮元香織さんが環鈴の資料調査に来ており、実測をしていた。「ご無沙汰しています」。そう、むこうは有名人なのだが、いつ最初に会ったかは思い出せない。たぶん、文化庁にいるときに白米山の調査指導に行ったとき、横でより古い墳墓を奈良女子大学が発掘していた、その時なんだろう。
◆博物館の建物そのものが文化財。写真を撮るのを忘れたので(この日はものすごく暑かった)、HPの画像を掲げさせてもらおう。自分の写真は1枚、すぐ横のバス停から見下ろした大阪湾。とてもいい場所に建っている。どこから入ったらいいのかわからずウロウロしたが、手前には新館もある。

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雲楽
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男性
誕生日:
1964/03/22
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大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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