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考古学研究会岡山例会110108

c42edc8a.jpg◆考古学研究会岡山例会で「五社神型の前方後円墳」の題目で発表した。摩湯山/昼飯大塚/金蔵山/蛭子山/富田茶臼山/石山/宝塚1号/大鳥塚/行者塚を挙げた。個々の認定はさらに詰めなければならない。また昼飯大塚など、調査にもとづき復元ができているものや、現状の測量図でも確からしく復元できるものと、そうでないもののメリハリをつけるようにした方がいいのだろう。
◆摩湯山の報告書にむけて、いい機会をもらったと感謝している。上に挙げた事例のなかに2/3は前から候補として考えてきたことだが、今回、金蔵山が加わり、石山もそうちゃうか、と追加できたことは大きな収穫だった。いただいた質問も成稿化するとき注意したい。
◆まあ、やっているのはあんなもんです。平面図の比較でしかやれていないので、高さは配慮できていないが、前方後円墳の平面形には高さが反映している。ほんとはデジタル化してマッチングみたいなことをやり、80%一致とか自動的に判定してくれればいいのだけれど。
◆鹿田遺跡の展示を見る。構内遺跡調査+周辺の調査成果を総合する試みだ。なんだけ、ジョブなんとかという、院生が鹿田の現場で貝塚の分析を経験する試みの成果発表もあった。岡山大学は進化を続けているな~。
◆岡山駅前で飲む。例会後のコンパはなくなっていて、少人数で。またやっちまった。岡山から乗った新幹線で眠り、目が開くと「次は名古屋~」、ああ・・・。乗り過ごしだが、精算せよというのでなく、翌日、名古屋発下り始発6:20の自由席には乗せてくれるのですね。

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HN:
雲楽
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性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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