忍者ブログ

人を幸せにする人になろう

谷首は天王山式と石舞台式の中間というか

◆こうしてならべてやると、天王山式の次の石舞台式としてふさわしいのは谷首古墳の石室ではな いだろうか。石舞台古墳そのものは、羨道の整備からすると、谷首の次である。玄室の段数は従来通りとして、羨道は、天王山式までは袖部のみ縦に石を使っていたのが、谷首ではぜんぶ縦に置き、1石で羨道天井石を支えるようになる。石室横断の形を見ると、かなり持ち送るのは天王山式に近い。これに対し、石舞台古墳は羨道の切石がかなり明確になり、持ち送りがあまりなくなり、石室横断の形状が方形に近づく。
PR

プラグイン

カレンダー

04 2025/05 06
S M T W T F S
7 8 9 10
11 13 15 16 17
18 19 20 21 22
25 26 27 28 29 30 31

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

バーコード

ブログ内検索