人を幸せにする人になろう

越前和紙3

◆われわれが向かった谷奥が、マチナミとしてはもっともよく残るところのよう。ここ今立では、まだまだ和紙作りが産業として成り立っているようだ。
◆引き返し、卯立の民藝館に行く。移築したもので、そこで紙漉きの実演をしている。博物館、行かなかったが隣の美術館、この工芸館、それと和紙製品の物販所であるパピルス館というのが、一画にまとまってある。民間でなく町が作ったのだろう。
◆蕎麦屋で昼を食べ、工芸館に入ると、紙漉きの実演をやっている。実際を見るのが一番ですね。見ながらあれこれ質問し、それに答えてくれる。今年度の4月からやっているという、若い女性でした。その横では、雁皮なのか、水の中で不純物を取り除く、地道ながら重要な作業をやっている、一定の年配の女性が手を動かし続けている。紙漉きのところには、若いニイチャンが1人。
◆で、菊版1枚が仕上がると(いまやっているのは0.18ミリ厚のものという)、若い女性が手を止めて、置いてある道具とか、紙漉きの説明をいろいろしてくれる。すっかり仲良くなり、月に1度は来ているというニイチャンとともに、和紙の話で盛り上がる。名刺を交換。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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