人を幸せにする人になろう

11月7-8小豆島石のサミット2015(10)

◆で、そのあと11時から堺から来た鉄砲隊の火縄銃射撃、演武。昼をはさんでいよいよ本番 である。東北芸工大の北野さんに続いてわたし、神奈川の三瓶さん、石川県の冨田さん。各30分である。福田小学校の体育館。椅子は400。300弱くらいの入りか。天気もあまりよくはない。
◆まあ、あんなものというところ。数分オーバーしたかな。石切場の話は前に森岡さんがやっているし、わたしはとにかく大阪城概論みたいな基本的事項しか話ができない。
◆が、けっこうレーザーのあの陰影図はすごい、是非、全部ヤレと言われた。したいのはヤマヤマなれど。しかしそこは3年でやるとか、しかも外部委託なんだから、金を取ってくることに専心すればよく、腰を上げるとエフォートがそっちに大きく取られるというわけでもない。ちょっと真剣に考えてみよう。
◆石の規格化は、北野さんは天下普請による短期間実現、しかも各大名の技術もまちまちな半熟練 工がなしとげるには、石を巧みに組み合わせるプロの技術でなく、技術の平準化のため、という話は勉強になった。江戸城所用の伊豆半島から箱根近辺にかけての石切丁場研究もずいぶん進んでいることを知る。そして金沢城の戸室。石の積み方がどんどん変わっていく様子を知ることができたし、やろうと思えばぴんぴんの直方体に仕上げてブロック状に積むこともできるのであって、どんな石垣にするのかは上に立つ建物の格によるという話も面白かった。ディスカッションの時の士分で穴太をかかえていることも。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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