人を幸せにする人になろう

2.11集会

◆2月11日の集会、こんなん行ったことはなかったが(大学の時、民青シンパの友人から誘われたが行かなかった)、大歴の委員になって、お勉めとして参加するようになった。ちなみに「科学運動」という言葉が嫌いで、オレは学会の「社会的活動」とかなんとか言っているが、日本史系の人はああいう言い方をするよな。科学ですと宣言しなくても、人間としてまっとうな主張をする、抗議する、注文をつける、説明せよと言う、別に特殊でない普通のことだと思っている。
◆ちなみに奈文研で組合の委員長をさせられたのは、ほんとうにヒドイ話だった。あんな義務でしかない活動はやめたらいい。組合って、頑張ってる人がいて、新入りなどを巻きこんでいって、だんだん世代交替して受け継がれていくべきもんでしょ。必要ないというのではない。昔熱心にやってた人などもすべて退場して、ぜんぶ若い者に任せ、それでも人がいないから、新入りで間もないわたしなんぞに、順番やからといって委員長をやらせるような運動体がまともであるはずがない。ちなみに、大阪市大の組合は最初入ったが、単身赴任手当の要望をしたら、当局のような受け答えでまともに取り合ってくれなかったからやめた。
◆で、お勉めで行くようになったが、これもいい機会かな~と思うようになった。運動体は労働組合とか昔ながらのもので、平和を考えましょうという、もうすこし幅を広げた方がいいと思う。だが、今年は400名と、昨年以上に会場が満杯になり、講師の先生の話を聞いているのを見ると、スタイルは古いんだろうし、あまり若返ってもいないんだろうけど、それでもこれだけの人が聞きに来るということに、ちょっと感動めいた気持ちになる。また執行部のような層は別に、聞きに来る人はむろん意識がある層だとは思うが、特別でない普通の人で、わりと純粋な気持ちから来ているように、わたしには見える。なんか、こういうのもヨイモンダと思った。
◆年1回、こうした講演を聴くというのもよいか、となんだか思うようになった。

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雲楽
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男性
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1964/03/22
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大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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