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人を幸せにする人になろう

2018年11月23日、オープンファカルティ 記事№4600

◆それ何?。2年前が初回。今回が2回目。グランフロントのナレッジキャピタルというのも、なん ともわかりにくい。タワーBだのCだの。2階を進み、どこがそうだかわからん。なんとなく、2年前の記憶で9時にたどりつけたものの・・・。服屋とかとごちゃまぜで。
◆16:00過ぎまで1日、仕事。勤労を感謝する休日なのですが。なかなか、入りは、寂しかったんとちゃいますかね。宣伝が足りないんでしょうか。
◆梅田北ヤードの西半分では工事が進んでいました。何になるんでしょうね。ほぼ無縁ですが。江戸時代の大坂7墓のひとつ梅田の墓地があり、また人骨がかなり出ている話を聞いたところだったので、ながめていました。
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あとは省略

◆櫟本墓山古墳→帯解黄金塚古墳→帯解寺→西田中瓦窯→笹尾古墳→小泉大塚古墳→瓦塚古墳群(ドッグラン?)→三井瓦窯→仏塚→駒塚古墳→銚子丸古墳→斑鳩大塚古墳。

ちょっと戻って峯塚

◆フォトスキャンの結果を示します。羨道の前半が不足している。バシャバシャ撮っていると、フ ラッシュへの充電に時間がかかり、シャッターが押せず、学生らを待たせているので、羨道玄室より半分であきらめた。写真を追加する必要がある。
◆いちばん外に張り出している天井石の上をよく見ると、凝灰岩の切り石が顔を出しています。これ、すごい古墳ですね。ま、それでも高麗尺なので、620年代くらいなんだろう。物部宇麻呂の、もひとつ前か。テルちゃんがなんか言ってるだろう。

東大寺山古墳

◆恥ずかしながら初めて東大寺山古墳へ行く。案外簡単で、天理教会に入らせてもらい、事務所で  上がらせてくださいと一言声をかければ大丈夫です。簡単な資料もいただけた。かなり墳丘はガタガタです。

和邇下神社古墳

◆ハミ塚の封鎖を見て、岩屋大塚を見て、和邇下神社古墳へ。墳丘上に神社があり、前方部を北に 向けるが、墳丘も分断されている。で、石室天井石なるものを見る。これは珍品ですね。竜山石の天井石は、室大墓がそうだったか。津堂もそうだったか。津堂の天井石をいまガイダンス施設前に整理してくれている。が、ここのはそれより立派に見える。端面の加工は見事だし、側縁に縁取りがあります。佐紀陵山の天井石も竜山石なのかもしれませんね。

ウワナリ塚

◆石上大塚とウワナリ塚は、確実にその北の東西西名阪)を意識して築造したものだろう。
◆ウワナリ塚は石上大塚の隣。前方部は果樹園で、その先に後円部があり、石室が開口する。墳丘は110m、  玄室はでかい。
◆確かに、けっこうな規模です。石舞台と同じですね。が、石は十分大きいのだが、石舞台や塚穴山に比べると小さく4段
積み。奥壁も3段。天王山式とするのがよいのかな。
 ◆なんとなく、年代観からすると、尾輿〔活躍期534~662〕(石上大塚)と守屋〔活躍期572~587〕(ウワナリ)でもよいかもと思ったが、白石先生が既に言及していました。

石上大塚

◆給水塔のところから入ればすぐ。石上大塚とワナリ塚がならんでい る。
◆石上大塚。墳丘は107m、玄室は長さ6.3mの片袖、だそうです。丘陵を掘り込んで周濠がめぐる。測量図は昔のものの再トレースか。西側面くびれ部あたりはもっと美しく、テラス面が屈曲しており、図面のようにえぐれているわけではない。
◆石室は、高い墳頂部から大きく掘り込まれ、下半部の壁体が残る。これ盗掘なんでしょうか。横穴の開口部がわからなかったんでしょうか。ほんとに後円部のトップから掘り込まれ玄室が深い位置で露出する。
◆片袖だが、石は大きいように思われる。6世紀第2四半期くらいだろうか。

2018年11月24日見学会

◆まず峯塚。次いで別所大塚。後円部のやられ、久津川車塚古墳も真っ青。125mだそうだが、本  来の設計はより大きく、丘陵との切り離しになる前方部前面は省略されており、さらに規模は大きくなるか。造り出しもあるようにも思われるが、東側はいまひとつわからず、西側は、側縁のくびれが明瞭でないため、ありそうに見えるが、中には入っていかなかった。

阿武山の写真集

◆を送っていただきました。

次いで太平塚

◆これも10月の見学会時のもの。ほぼ地べたを含めてできたが、ややヌケがありますね。西壁は2段 だが、東壁は3段、ただし天井は低い。こういうの、岩屋山亜式というんだろうか。
◆参考までに艸墓をならべてみます。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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