人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
午後は論文集について 記事№4400
◆車に分乗し、ダウンタウンというところにあるアスレチッククラブ
といううところに行く。ダ ウンタウンは一般名詞でなく、町名となっている。ヘルスセンターは、オレゴン大教員のジムなどの健康施設らしい。
◆まず昼食。こういうのを食べ続けており、いま現地時間29日の3時43分ですが、お腹が張っていて、胸やけがして・・・、という状態なわけです。
◆で、食事会場の場で、そのまま午後の会議に移行する。今回の研究発表を論文集にまとめたいとのことで、それをどういうものにするのかという議論。昨日も、セッション後の討論のなか
で、なぜ大阪なのか、ということが議論された。むろん日本のどの地域にも歴史があるわけだが、なぜに大阪を焦点とするかということ。そういう問題はむろんアメリカの方がより必要なんでしょう。江戸・東京でなく、大阪をテーマとすることそのもの、またそれを出版社に売り込む上で、なぜ大阪なのか、がついてまわるわけでしょう。主にアメリカ側の発言が多く、塚田先生が率直にダメ出しをするわけですが、わたしもひとこと言いました。
◆塚田先生にも改めて話をしておく必要がありますね。発言の中心は中世以前のことについてだったが、江戸時代でいえば、やはり近世都市の研究の流れとかはむこうにわからないわけです。そういう研究の方法を含めた展開を伝える文章がまずいるのでは。それと実際は多様な文書が残されていて、個別論文も多数にのぼるなかで、例えば、ここまでのことがわかる、復元できるという、典型的な事例をひとつ挙げる、ということも考えられる。そしてこれまでの研究の全部は取り上げられないし、それで全貌がわかったわけでもないが、やはり現時点の到達点のまとめ、があってよい。
◆3日最後の発表は、思い出したが、ナイトライブラリーの納札の発表後に(現物を見る前)、どうやらまとめ的な役割を与えられたヤング先生の発表があった。そこはアメリカ的に、今回の提出された要旨をふまえた総論的な発表があって、ティーチャーが噛みついたわけです。そこは日本だと、固まってしまうという風になりがちだが、アメリカでは率直な意見はそれはそれで歓迎され、日本側のまわりはひやひやしているわけですが、おそらくそうでもないのでしょう。ただ、わたしの感覚でいえば、ヤング女氏はそういう役割を与えられて、考えたところを披歴したもので、彼女の和文要旨も理解はできる。そこはティーチャーと完全に相いれないかというとそうでなく、率直に語り合えば、それこそなぜ大阪か、という答えにつながるように感じながら聞いていた。
◆で、日本の近世史側も、アメリア側のまとめに、そんなんじゃないと否定しても折り合えないわけで、上記したような、近世都市研究の流れや、方法論や、都市大坂の研究の意味といったことを伝えるようにする必要があるんでは、と思った次第。
◆まず昼食。こういうのを食べ続けており、いま現地時間29日の3時43分ですが、お腹が張っていて、胸やけがして・・・、という状態なわけです。
◆で、食事会場の場で、そのまま午後の会議に移行する。今回の研究発表を論文集にまとめたいとのことで、それをどういうものにするのかという議論。昨日も、セッション後の討論のなか
◆塚田先生にも改めて話をしておく必要がありますね。発言の中心は中世以前のことについてだったが、江戸時代でいえば、やはり近世都市の研究の流れとかはむこうにわからないわけです。そういう研究の方法を含めた展開を伝える文章がまずいるのでは。それと実際は多様な文書が残されていて、個別論文も多数にのぼるなかで、例えば、ここまでのことがわかる、復元できるという、典型的な事例をひとつ挙げる、ということも考えられる。そしてこれまでの研究の全部は取り上げられないし、それで全貌がわかったわけでもないが、やはり現時点の到達点のまとめ、があってよい。
◆3日最後の発表は、思い出したが、ナイトライブラリーの納札の発表後に(現物を見る前)、どうやらまとめ的な役割を与えられたヤング先生の発表があった。そこはアメリカ的に、今回の提出された要旨をふまえた総論的な発表があって、ティーチャーが噛みついたわけです。そこは日本だと、固まってしまうという風になりがちだが、アメリカでは率直な意見はそれはそれで歓迎され、日本側のまわりはひやひやしているわけですが、おそらくそうでもないのでしょう。ただ、わたしの感覚でいえば、ヤング女氏はそういう役割を与えられて、考えたところを披歴したもので、彼女の和文要旨も理解はできる。そこはティーチャーと完全に相いれないかというとそうでなく、率直に語り合えば、それこそなぜ大阪か、という答えにつながるように感じながら聞いていた。
◆で、日本の近世史側も、アメリア側のまとめに、そんなんじゃないと否定しても折り合えないわけで、上記したような、近世都市研究の流れや、方法論や、都市大坂の研究の意味といったことを伝えるようにする必要があるんでは、と思った次第。
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ようやっと3日目、2018年6月28日(木)
◆今朝は日替わりモーニングにする(何が出てきたかもうわからん)。で、朝7時からワールドカップの日本対ポーランドが始まっている。朝食は7:30で、部屋に戻り、初めてテレビをつけていじっていたら、やってました。後半の10分切ったところ、 あれが失点しない作戦なのだそうですが、覇気がないですね。みな勝ちに行く、と言ってたんと違うの?。まあ、どうでもよろし。
◆本日は会場が変わり、ナイトライブラリーに。そこに日本の納札の
世界的コレクションがあり、それを整理しているご夫妻の発表(奥さんが日本人)、そのあと納札の実物を特別閲覧する。
◆ナイトライブラリーというのは、ナイトさんの名前を記念したもの。ナイトさんはオレゴン大出身で、スポーツシューズなどで著名なナイキの創設者なのだそうです。で、がっぽりと大学にお金を寄贈し、あちこちにナイトを冠した建物や運動関係施設がある。この図書館も、寄贈図書をベースとするんだろう。むろん、学生・大学院生の日常使う大きな図書館は別にあるが、ここにはナイト氏のもとにあった
、まあ西欧の、革表紙の本な どをはじめ、そういうものを収蔵する。
◆終了後、図書館をでたところで記念写真。カメラを渡して撮ってもらう。
◆本日は会場が変わり、ナイトライブラリーに。そこに日本の納札の
◆ナイトライブラリーというのは、ナイトさんの名前を記念したもの。ナイトさんはオレゴン大出身で、スポーツシューズなどで著名なナイキの創設者なのだそうです。で、がっぽりと大学にお金を寄贈し、あちこちにナイトを冠した建物や運動関係施設がある。この図書館も、寄贈図書をベースとするんだろう。むろん、学生・大学院生の日常使う大きな図書館は別にあるが、ここにはナイト氏のもとにあった
◆終了後、図書館をでたところで記念写真。カメラを渡して撮ってもらう。
2018年6月27日、第2日目
◆研究会議の中身そのものについては省略する(写真上)。近世、近現代
でした。発表者がコの字に囲み、その背後に椅子がならべてあり、オレゴン大の関係の先生のところの院生や、興味ある学生・院生などが自由に出入りする(写真上)。
◆終了後、レセプション会場である大学美術館に向かう。元になるコレクションというのがあるのか、と聞くと。法学?、ロースクール?の著名なジョルダン・シュニツアー先生の母親のコレクションなんだそうです。彼女はむろん金持ちなんだろうけれど、離婚し、20世紀初めに日本・朝鮮・中国など東アジアへの旅行に出たのだそう
です。カメラマンも連れていて、かなりの点数の古写真もコレクションのひとつになっている(下の画像のレセプション会場の壁にある写真もその一部)。で、そこで次の夫、なんとか大佐と出会い、義和団の乱にも遭遇した。情勢が不安定なので、大佐は彼女に上海にいるように指示したそう。で、その大佐もモノを集めているんだったか・・・。
◆細かい経緯は?だが、自分らがユージーンに居を構えることになったのか、息子の職場となったユージーンに来たのか不明ながら、大佐なる夫も死に、残されたコレクションも多い。そこで彼女は大学と交渉し、大学はコレクションはない、わたしには美術館がない、もし大学が美術館を建ててくれるのなら、コレクションはぜんぶ寄贈する、と。こうしてできあがったのだそうです。
◆写真は、美術館の人がそういう説明をしているレセプション会場です。
◆終了後、レセプション会場である大学美術館に向かう。元になるコレクションというのがあるのか、と聞くと。法学?、ロースクール?の著名なジョルダン・シュニツアー先生の母親のコレクションなんだそうです。彼女はむろん金持ちなんだろうけれど、離婚し、20世紀初めに日本・朝鮮・中国など東アジアへの旅行に出たのだそう
◆細かい経緯は?だが、自分らがユージーンに居を構えることになったのか、息子の職場となったユージーンに来たのか不明ながら、大佐なる夫も死に、残されたコレクションも多い。そこで彼女は大学と交渉し、大学はコレクションはない、わたしには美術館がない、もし大学が美術館を建ててくれるのなら、コレクションはぜんぶ寄贈する、と。こうしてできあがったのだそうです。
◆写真は、美術館の人がそういう説明をしているレセプション会場です。
2018年6月27日、第2日目
◆表通りにレストランが面し、背後の裏通りに面して旅館がある。朝はレストランに行く。今日は7:15集合。5つくらいからの選択、そして例えばソーセージかベーコンか、卵は目玉焼きかスクランブルか選択する。店の人は機械じゃなく、手でメモする。機械は便利かもしれないが、飲み物を含めていくつかのチョイスがなされた1人1人の前に、正しく注文されたものを届けるプロ意識をもち頭を使う。それに比べて、機械でピッと選択し、間違いないかどうかを読みあげて確認し、届けるときはこれは誰かと聞き、置く。すぐAIに置き換わりそうですね。
◆昼休みはサンドイッチで、各自、飲み物と一緒に取り、天気がいいので、それぞれ外へ行って食べている。昼は1時間半あるので、大学のキャンパスを歩いてみた。
◆スチュデント・レクレーションセンターなるものがある。メインはジ
ム?。教員用のは別なのか、一緒なのか。ゲートがあり、学生証などで入るのでしょう。
◆次いで博物館に行く。まあ植物・鉱物・化石・動物、人類学、考古学、でしょうか。子供を意識していて、実際、親子連れが多い。日常的に利用されていて、人がちゃんといます。5ドル。博物館に籍を置く研究者が多くいるようで(兼任ではない)、オレゴン州内だけでなく、ミクロネシアの方をやっている人もいるらしく、そういう紹介が
あった。なお、離れた沿岸部に水族館もあるらしい。
◆以下ウィキ
オレゴン大学のスポーツチームや学生・卒業生は"Ducks"と呼ばれる。これは1947年、Athletic Director(当時)のレオ・ハリスがウォルト・ディズニーと交渉を行い、ドナルドダックをオレゴン大学の公式マスコットにしたのが由来となっている。
NCAA のDivision I-Aに区分されるほどクラブチームの数が多い。また、西海岸の有名大学で構成されるパシフィック12カンファレンスの参加校のひとつでもある。チームカラーは緑と黄色。特にアメリカンフットボールは全米屈指の強豪校としても知られる。
また陸上競技場であるヘイワード・フィールドはアメリカ陸上競技の聖地として毎年全米選手権やIAAFダイヤモンドリーグの大会、2014年には世界ジュニア選手権が開催された。2021年には世界選手権の開催が予定されている。
◆スタジアムが改修工事をしていたが、これがヘイワード・フィールドだろうか。キャンパスマップをもらっているので、確かめておこう(そうでした)。
◆昼休みはサンドイッチで、各自、飲み物と一緒に取り、天気がいいので、それぞれ外へ行って食べている。昼は1時間半あるので、大学のキャンパスを歩いてみた。
◆スチュデント・レクレーションセンターなるものがある。メインはジ
◆次いで博物館に行く。まあ植物・鉱物・化石・動物、人類学、考古学、でしょうか。子供を意識していて、実際、親子連れが多い。日常的に利用されていて、人がちゃんといます。5ドル。博物館に籍を置く研究者が多くいるようで(兼任ではない)、オレゴン州内だけでなく、ミクロネシアの方をやっている人もいるらしく、そういう紹介が
◆以下ウィキ
オレゴン大学のスポーツチームや学生・卒業生は"Ducks"と呼ばれる。これは1947年、Athletic Director(当時)のレオ・ハリスがウォルト・ディズニーと交渉を行い、ドナルドダックをオレゴン大学の公式マスコットにしたのが由来となっている。
NCAA のDivision I-Aに区分されるほどクラブチームの数が多い。また、西海岸の有名大学で構成されるパシフィック12カンファレンスの参加校のひとつでもある。チームカラーは緑と黄色。特にアメリカンフットボールは全米屈指の強豪校としても知られる。
また陸上競技場であるヘイワード・フィールドはアメリカ陸上競技の聖地として毎年全米選手権やIAAFダイヤモンドリーグの大会、2014年には世界ジュニア選手権が開催された。2021年には世界選手権の開催が予定されている。
◆スタジアムが改修工事をしていたが、これがヘイワード・フィールドだろうか。キャンパスマップをもらっているので、確かめておこう(そうでした)。
ユージーン
◆オレゴン州も広い。が、グーグルで見ていると、サン
フランシスコと地 形的には近い。海溝が あって、大西洋のプレートが沈み込んで、へりが高い。サンフランシスコ湾の両側が高いのと同じように、2列になっているのが北に続き(違いました。サンフランシスコのは、もっと局地的なものでした)、オレゴンは盆地になっているわけだ。これウィラメット川が北流するウィラメット谷というのだそうな。これで南北100キロくらいだろうか(マイル表示なので。1マイル=約1.6km。)。
◆北にポートランドがあり(1845)、それより入り込んだセイラム(1842)、そしてどんつきのユージーン(1846)。ポートランドは市域人口60万、都市圏230万人の大都市です
ね。セイラムと ユージーンは15・16万人というところのよう。セイラムが州政府所在地。 ポートランドに行ってみたいですね。
◆上の画像がウィラメット谷、下の画像がその南端のユージーン。
◆北にポートランドがあり(1845)、それより入り込んだセイラム(1842)、そしてどんつきのユージーン(1846)。ポートランドは市域人口60万、都市圏230万人の大都市です
◆上の画像がウィラメット谷、下の画像がその南端のユージーン。
いまは
◆会議2日目になる27日の朝3時。1時に目が覚め、それから起きてい
る。シャワーを浴び、洗濯をし て。わたしだけスーツケースをもってきていない。下着と、シャツの替え1着、ふだんのかばんのままです。
◆ホテル、というより旅館的ですね。ロンドンに行った時もそうだったような。せいぜい3階くらい。けっこう豪華ですよ。行き届いているし。3階の部屋だが、2階に、水とかコーヒーが常置してある。部屋にはワイングラス(オレゴンはワインが有名らしい)、コーヒーメーカー、エアコン、テレビ(つけませんけど)・・・。ベッドが高い。70㎝はあるかな。ごっつい木枠です。
◆大学内に美術館があります。月・火は閉めていて、今日は開館しているとのことなので、昼に行ってみます。
◆ホテル、というより旅館的ですね。ロンドンに行った時もそうだったような。せいぜい3階くらい。けっこう豪華ですよ。行き届いているし。3階の部屋だが、2階に、水とかコーヒーが常置してある。部屋にはワイングラス(オレゴンはワインが有名らしい)、コーヒーメーカー、エアコン、テレビ(つけませんけど)・・・。ベッドが高い。70㎝はあるかな。ごっつい木枠です。
◆大学内に美術館があります。月・火は閉めていて、今日は開館しているとのことなので、昼に行ってみます。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。