人を幸せにする人になろう

ナウシカとラピュタを英語で

◆娘がもうすぐアメリカに行くが、なんにもやっていない。で、ナウシカやラピュタはすべての台詞を覚えているくらい見倒しているようなので、それを英語で聞いたら、ちょっとは勉強になるんちゃう、という話になった。
◆早速その日の夜、ラピュタを見る。字幕を英語にすることもできるが、音声と必ずしも同じではない。どれだけ効果ががあるかはわからんが、直前とはいえ、ちょっとは意味があるのでは?
◆でナウシカのDVDに変えると、これが英語が入っていないのだ。それで、ネットでカミさんが調べると、別に英語習得用のDVDがあるようで注文する。それがやってきて見てみると、これは英語学習用であるからか、吹き替えている話し言葉が文字でも出るようになっている。だけど、これほんとにジブリなのか、バッタもんちゃうか、あやしいで、ということだそうだ。
◆映画とかで英語を身につける人はいますよね。高校時代、木村君というのが映画が好きで、映画で英語を学習していた。
◆英語教育に反対みたいなことを書いているのに、娘をアメリカに行かせるのは矛盾しているのでは、と指摘をうけそうなのでひとこと。別にアホみたいに小学校から英語をやらせることはないのである。それよりも日本語を。娘は推理小説を山ほど読み、自分でなんか小説を書いているようだ。文系ちゃうんかとも思うが、生き物が好きなので、来年高2だが理系を選択している。で、中学から英語を学び、苦手だが、普通に勉強している。ちゃんと英語が読めるにこしたことはなく、+コミュニケーションもとれればそれはよい。順序が逆なんだ。カミさんの弟は一流商社で英語とスペイン語を操っているが、これほぼ就職してからです。必要になれば身につくのであって、20代くらいなら十分。そんなにハヨから英語をシャベル必要はない。
◆アメリカに行くのは、高校生くらいで放り込んで、やむなく英語をしゃべらなあかん環境におかれたら、たどたどしくも単語を配列し、それで伝わるもんだ、という感覚を身につけるためには有意義だろうから。オレは、そういうのがなくて30代になり、40代になり、英語でしゃべりかけることができないわけだ。もはや単語も出てこないし、ポツポツとでもしゃべろうという勇気はどこからも出てこない。だが、10代でコミュニケーションをとろうとした経験をもっていると、多少は違うんだろうと思う。
◆ま、矛盾がすべて解消される説明かといわれると、?・・・かな~。そこは鳥飼さんの著作を読んでみたい。だけど、「アメリカの植民地か」みたいな英語教育には絶対反対だ。

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HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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