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津堂城山の図面成る!

◆5月30日、橋本市の共和さんから津堂城山のデータが届く。図面の仕上げについては、校正段階ではあるが、dfebe17e.jpg一式の成果物をすべて受けとった。
◆キャドデータをイラストレーターで保存したファイルもあり、これは便利である。無数のレイヤーがあり、地図屋が描き分けている道路や石垣やいろんな標柱やあらゆるものが別になっており、線の太さなどを変えるのは自由。で、すこしいじってみたものを示す。等高線は前もそうであるのだが、キャドはアンカーポイントのところで、ひげが回転しており、平面でも二重線みたいな部分がアンカーごとにあって、これは何とかならんのかと思うが、なんともならんのでしょうね。正・副の成果物の副のセットをただちに藤井寺市に送る。宮内庁にも図面を送らねばならないのだが、ちょっと待っていただこう。
◆で、サイクロンのビューアが、このパソコンは64ビットなためうまく開かなかったが、画像をひとつ出しておく。で721ea484.JPG、このまわりの宅地や電柱・電線が入ったもので動画も作ってくれていて、これが見ていて楽しい。図面そのものは、やっぱりというか、ああいう墳丘の状況なので、極端に言えば都市計画図がより精細になった・・・くらいなのである。それにくらべて、やはり全データをとっているので、こうした動画のリアリティーがなかなか楽しめる。
◆むろん図面も、仕上がりが悪いのでなく、対象の墳丘の残り具合の問題であって、精度の高い図面がこれでえられた意義はむろん大いにある。過去の調査成果などを落とし込みたい。それと前にも書いたが、さらに内堤、外濠、外堤もなんとかできればいいのだが。
◆もうひとつ、できるかどうかわからんが、やりたいことの表明をしておく。津堂城山型の典型例は加西市玉丘だが、もうひとつ候補となるものを測量したいと思っている。群馬県太田茶臼山古墳である。

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雲楽
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男性
誕生日:
1964/03/22
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大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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