人を幸せにする人になろう

奴国・伊都国

◆懇親会。JR佐倉から少し歩いたKINGS。そのあと2次会。吉田君に銅矛のことを聞き、上野くんに2世紀後半のabe38bcb.JPG鏡のことを聞き、みなさんに弥生時代後期の北部九州の話を聞く。
◆やっぱり三雲、伊都国の方が優勢なんちゃうか、ということらしい。後期に入っての奴国の青銅器生産はすごいと、だが、あんまり評価は高くないらしい。奴国と伊都国は仲がいいんかね~、戦争はしないんだろうか。仲良く共存しているんだろうか。で、北部九州が全体として後期に入って落ち目になる、ということはないらしい。なんか、そのへんの、弥生時代後期の北部九州を論じている論文があれば、誰か教えてください!
◆だが、奴国と伊都国が並立している間に、例えば畿内はひとつにまとまっていくんだろう、伊勢湾岸も広域のまとまりを形作っていくんだろう。吉備も山陰も紐帯をつよめていく。倭国乱とはなにか、それはまだまだわからんことだし、なぜに畿内がという答えにも遠いけれども。
◆奴国・伊都国は突出している、が、両者がともに強く、それゆえ統合されることなく、前代以来の枠組みにある。それに対し、そこまで地域的統合が進んでいなかった故に、一定の優位にある中河内・大和南部が、どっかの支援があったのかもしれないが、畿内をまとめていくことに成功したのかもしれない。そういうことにしておこう。ちゃんちゃん。

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HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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