人を幸せにする人になろう

弥生・近つ・橿考研

◆5月29日の日曜日は、滋賀県方面の見学会を予定していて、遺跡の簡単な解説資料を3回生に割り当てて作b169cc5d.JPG成も済んでいたが、あいにくの台風。で、また後日とし、博物館めぐりをすることに。天王寺から南下。はじめて天王寺にできたキューズモールを見る。これのおかげでイオン南花田店は客足がめっきり落ちたという。弥生博は9:30から、すこし早いので、和泉市の聖神社に立ち寄る。
◆弥生博。3回生なので、常設展から丁寧に見ていくと、約2時間を要した。特別展は池島・福万寺。まず入り口の「写真Ok」に共感。いまやどこでもフラッシュを焚かなければ写真OKは世の趨勢。館蔵品はそうできても借りたものはそうはいかないというのが実情だが、影響のないものは、借りるときに了解を取り付けてでも、そうやる方向にすればいい。とにかく、写真を撮っていいか聞かないといけないのでなく、表に堂々とOKを出していることに大賛成。もっといえば、OKからさらに進んで、「写真を取ってください!」くらいでもいいと思っている。その特別展で撮e9bfb954.JPGった遠賀川。5e99d907.JPG
◆狭山池にも行くつもりだったが、この調子では奈良までたどりつかないのでパスし、近つ。またまた駐車場はかなり埋まっていて、なんかあるなと思ったら、東野治之先生の講演会であった。大雨警報なんて無関係。整理券を配っている関本さんに挨拶して昼飯。そのあと展示。またまた大阪府の福田さんと会う、「よく会いますね~」。世界遺産の話をする。名刺をもらったが、咲洲庁舎29階。WTCだ。
◆展示を見ていると、なんと寛弘寺の鏡がまとめて展示されている。大阪府教委分は事務所で確認してもらっているところだが、寛弘寺分、また撮影に寄せてもらわなあかん。特展は文字。やっぱり文献屋ではないので、木簡には心ときめかない。
◆橿考研。出迎えは「イワミン」。特展は半分は自然史。例の縄文のノコギリクワガタを見る子供たち。どことも展示経費は厳しいんでしょうね。まわっているe491b2a7.JPGと、秋の企画展に対し、春は少しおさえてといったところかとの印象を受ける。学生らは常設展をはりきって見ている。やっぱり質・量ともすごいからね~。今尾さんに会う(4月から博物館勤務という)。それにしても、カシコーケン、家族連れが多いのにビックリである。常設をまわっていると、考古少年らしい中学生くらいが両親といっしょに見に来ていて、話ていることがマニアックで驚く。これは特例としても、旧石器・縄文・弥生・古墳・飛鳥・奈良、まあ中世も、ひととおり一級品で勉強できるからこそ、家族連れが多いんでしょうね。

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HN:
雲楽
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60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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