人を幸せにする人になろう

茶臼山型前方後方墳

◆で、金曜日に茶臼嶽を見せていただきました。がその前に総社市の学びのなんたら、埋文セン ターですね。だから土日は開いてないと思う、たぶん。鬼の城の調査指導の時に、立ち寄っていると思うが、ちゃんと展示を見ていないと思う。とにかく、エエ資料あります。こうもり塚の陶棺や須恵器です。江崎もある。かなくろ谷もあるし、窪木薬師があり、特殊器台やら鬼の城はむろん。またその手作り感がよい。
◆香川のO氏も一緒で、総社のHさんと2人が食事に行っている間、展示を見ることができてよかった。またこうした機会に、いろいろ質問したりして勉強させてもらう。製鉄、製錬ですが、5世紀前半にさかのぼらないものですかね~、とか。組帯文の話も。そのあと栢寺廃寺跡に行く。古代では加夜郡?加夜郷?、まあ伽耶ですわな。
◆茶臼嶽は3段2段で、前方部が細長いと。で、壺型土器だと。その夜、パワポを作りながらハタ と。「持った湯飲みをばったり落とし、小膝叩いてにっこり笑う」。そうか・・・。箸墓古墳を規範として備前車塚がある。鏡多数。あの影響が強すぎたわけです。が、桜井茶臼山を規範とする前方後方墳があってよいわけです。備中側の前方後方墳多数がすべてその論理でちゃんと位置付くか、それはやってみないとわからない。しかし、同じ前方後方墳で、それはそれで前方後円墳でなく後方墳であることの共通性は重要だし、Nさんは思わせぶりなことばかりでハッキリ書いてくれません。が、そこにも2者がありうるんだ、それは王権構造にからんで説明できるかもしれないと思ったわけです。で、現地でもらい墳端かと思われる線を適当に書いた資料をデジカメで写真を撮り、パワポの1コマに使ったのがこの画像です。茶臼嶽がそうだというわけではないですが。現説も終わったので、粗めの図で使わせてもらいます。

プラグイン

カレンダー

08 2024/09 10
S M T W T F S
2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13
16 17 18 19 20
22 23 24 25 26 27 28
29 30

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

バーコード

ブログ内検索