人を幸せにする人になろう

2019年4月11日、御墓山

◆10日に授業開始、とたんに生活は一変しました。午前はミュージアムの第1回設立準備委員会があり、3限と5限でした。それぞれ、あと始末をし、整理をつけておかないといけないのですが・・・。日々、その日の整理が追いつく範囲で仕事をしたいものですの。
◆11日、2限の院演習があるのですが、13時からにしてもらい、伊賀市御墓山古墳に行ってきました。科研で測量することにしたもので、その打ち合わせです。

文化財保護法改正

◆『月間文化財』の記事を読む。概要を知ることができる。現時点でもっとも気になるのは古文書 である。記念物やら有形文化財でも建築物とか仏像とか、そういうものが念頭にあるに違いない。形から入ることも必要。それこそ失えば元に戻せない。が、今回の法律改正の趣旨が、地域独自の歴史的歩みにより残されてきたもの、伝えられてきたものを、指定というのでなく、必要なものを把握し総合的に取り扱っていこうとする時、近世や近代の文書は、それを残してきた家の保存も大事だけれども、その情報量の豊かさをちゃんと認識し、これをなんとか廃棄されないよう努める必要があることが、もっと課題とされるべきである。記念物主導ではそれは無理なんだろう。これは地方行政でも同じですね。市史編纂室とか、公文書館が、文化財保護の埒外とすれば、まったく誤りである。

古郡家と六部山

◆これもちゃんと調べておけばよかったのですが、東郷池周辺の前方後円墳には行っても、古郡家 などには行けていない。調べると、なんと古い出土遺物の再整理報告書が出ているではありませんか。さっそく1000円で求めました。それが到着。今度、鳥取に行く機会には、是非、訪れてみたいものです。
◆4月1日からの連続する8日で、だいぶ2018年度の残務が終わりました。3月の1か月、こういう状態があれば、整理ならびに新年度にむけてのこと、原稿や、まとまった仕事なども進むのですが、今日はガイダンスで、明日から授業が始まります。さて、100分授業か。

花より新緑

◆4月7日、大阪府知事と府議の選挙に行きましたが・・・。府議、最低ですわ。やめた維新の柏原市長 に(パワハラ?セクハラ)、自民・・・、該当者いないので、府議は出しません、でいいと思うが。
◆大阪教育大前の桜をながめる。で、今日もまた職場に来て。大学の入り口に桜が満開で、どうぞ入っていってくださいとの案内板。むろんいいことだ。が、それなら、車止めにして門扉をオープンにすべきです。通用口だけ開けておくのは、開放したイメージにそぐわない。また、前に韓国に1か月いた時、ほとんどの 大学に、近所の人が散歩に来ている印象を受けた。日本の大学は管理・管理とうるさいんでしょうね。桜が咲いているから誘う、ふだんは声をかけないのでしょうか。日常的に公共の場とする基本方針とした上で、建物に入らないような方法を考えるのでよいのでは。
◆桜が満開です。ハナがある。ぱっと散る。それもよい。が、わたしは新緑が好きですね。

定年まであと10年です

◆早いもので、もうカウントダウンですね。終わりを考えながら、仕事を進める必要があります。

かつらぎ町の佐野廃寺

◆いつも24号の佐野を通るたび、佐野廃寺に行かないと、と思っていた。前にいただいた『佐野廃 寺の研究』で場所を確かめた。笑福亭のところから北に上がっていけばよい。今度、行ってみよう。

チョンチョンに切られたメタセコイア芽吹く

◆昨年の台風後、半分は伐採され、残されたものも中心の幹の頂部を含めて枝が徹底的に切り刻ま れたが、小さな枝を伸ばし、春になると芽吹いている。もうすこしアップの写真を撮らないといけませんね。

古代道路も調べて

◆古代道路をやりたい新4回生がいるのだが、こないだの鳥取、そういう調べはしてませんでした ね。いい本が出ているのだから、国界、国府・国分寺、郡・郡家、道路・駅家など、ひととおりコピーを用意しておくべきですね。
◆米子の福市・青木遺跡の南を山陰道は通っているんだ・・・。そして伯耆国と出雲国の国境の様子もわかる。

イチローが国民栄誉賞を辞退

◆えらいね~。もう別に外部権威から表彰してもらう必要などまったくないところにおり、政府のパフォーマンスに使われたくはないだろう。元号の審議に、京大の山中伸弥くんが出ているのを見て、悲しくなりませんでしたか。断ればいいのに。宮崎緑のばけものみたいになったオバハンと同席したくないでしょうに。

忖度しました、といっても罷免されない

◆実態はそういうもの、というのは国民はみんな知ってます。それをアッケラカンと言い放つバカ さ加減。恐れるものはなにもないんでしょう。そういう風潮を、安倍長期政権と安定多数が生み出し、自己主張・示威行為に走る自民党議員の劣化をもたらしているんでしょう。
◆画像は土曜日の新聞ですが、年度末に調査費を全額国費もちにすることに成功し、それを自慢したかったんでしょうね。ちっちゃい。これ、取り消さないといかんのとちゃう。おっさんの指示でそうなった、需要からして凍結したものを見直すことになった、のだから。それを事実と違うと、決定は正当としようとしているんでしょうね。当面はやるということにならないと思いますが、もし実施までいったとしたら、「忖度道路」と名付けましょう。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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