人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
クントゥルワシ通信2016年8月2日 ペルー国内旅行記イキトス編
お久しぶりです。
ペルーに来て1年が経ちました!
この1年、生活や言葉に慣れるのにいっぱいいっぱいだったような気がします。
仕事に関しても見てるばっかりなことが多かったです。
残る1年、なにか残して帰れたらよいのですが…。
頑張ります(^▽^)
先月、国内旅行でペルーのイキトスという町に行ってきました!
ペルー国土の60%を占めるアマゾンの熱帯密林地域(セルバ)、
その熱帯地域にある人口40万人ほどの割と大きな町です。
アマゾン河に面した家々は、地面に高く柱を建て付け、まるで浮いたようになっていました。
雨季に川の水量が上がることを計算して作ら れているようです。(行った時期は乾季でした。)
ツアーでアマゾン河の上流の方へ行きました。
イキトス自体はなかなか大きな町なのですが、
川の上流部に行くと、電気も水もまるで通っていないようなところに、いくつも集落があったのは驚きです。
ツアーのガイドさんは、ここの集落に住んでいて、
アマゾンのジャングルを一緒に歩き、色んな木のことや、ここでの生活について教えてくれまし た。
彼らは普段から河の水を飲み、洗濯やお風呂(水浴び)も河で直接、なのだそう。
山岳地帯と違って、鳥や豚をあまり食べず、河の魚を基本的に食べているのだそうです。
アマゾン河の魚を私も食べてみましたが、臭みもあまりなく、身もた っぷり付いていて美味しかったです(^▽^)
他には乾季の今、河の干上がった部分を利用してお米も作っていました。
写真にある、こちらのガイドさんの出身集落は、人口600人と意外に多く、
学校もちゃんとあるのだとか。(歩いて40分と言っていましたが…)
ボートで通学していた子供ちゃんがいて、普段は裸足で生活している彼らがきちんとした制服を 着ていたのがなんだか不思議でした。
教会のある、もう少し大きな集落もあるのだそうです。
家や、船を作るための、彼らの生活にとって大切なジャングルの木々ですが、
昔、輸出用の木材として大量に伐採された結果、今かなり数が減ってしまったのだそうで、
現在は、ここで 暮らす人々の為にしか伐採は許可されていないのだそうです。
家の屋根は乾燥させたヤシの葉、幹は家の柱として使い、茎の部分(?)も食用にしていたりと(もちろん実も食用)、
イキトスは本当にヤシ文化だなぁ~と。
電気はないのですが、満月の明るい夜には、集落の集会なんかが開催され、
シャーマンのような人もいるのだとか。
でもガイドさんは、あまりシャーマンのことは信じていないそうで…そこは人によるみたいですね(^_^;)
沖縄のノロとか、青森のイタコさんみたいなものなんでしょうか…。
そんな集落出身のガイドさんも、携帯電話を持っていたのにもびっくりしました。
携帯電話、すごいですね~。歴史の教科書 に載りますね。
河の少し開けたようなところまで出れば、電波があるそうで、使っていました。
妹さんがイキトスの町にいるのだそうで。
自分は町に住みたくないのか、と聞いてみると、
町は便利だろうけど、ここが自分の生まれ育ったところだから、と言っていました。
我々からすれば一見、不便そうなところですが、彼らはこうしてジャングルを知り尽くし、
アマゾンの河と共に上手く生活していっているのだなぁと、とても感激でした。
以上、ペルーの国内旅行記(イキトス編)でした!
初めての密林地帯の旅行で、山岳地帯や海岸地帯とはまるで違う、
ペルーという国の気候風土の多様さ、それに合わせた文化の多様さを思い知りま した。
また素敵な旅行をしましたら、お伝えしたいと思います(^▽^)
ペルーに来て1年が経ちました!
この1年、生活や言葉に慣れるのにいっぱいいっぱいだったような気がします。
仕事に関しても見てるばっかりなことが多かったです。
残る1年、なにか残して帰れたらよいのですが…。
頑張ります(^▽^)
先月、国内旅行でペルーのイキトスという町に行ってきました!
ペルー国土の60%を占めるアマゾンの熱帯密林地域(セルバ)、
その熱帯地域にある人口40万人ほどの割と大きな町です。
アマゾン河に面した家々は、地面に高く柱を建て付け、まるで浮いたようになっていました。
雨季に川の水量が上がることを計算して作ら れているようです。(行った時期は乾季でした。)
ツアーでアマゾン河の上流の方へ行きました。
イキトス自体はなかなか大きな町なのですが、
川の上流部に行くと、電気も水もまるで通っていないようなところに、いくつも集落があったのは驚きです。
ツアーのガイドさんは、ここの集落に住んでいて、
アマゾンのジャングルを一緒に歩き、色んな木のことや、ここでの生活について教えてくれまし た。
彼らは普段から河の水を飲み、洗濯やお風呂(水浴び)も河で直接、なのだそう。
山岳地帯と違って、鳥や豚をあまり食べず、河の魚を基本的に食べているのだそうです。
アマゾン河の魚を私も食べてみましたが、臭みもあまりなく、身もた っぷり付いていて美味しかったです(^▽^)
他には乾季の今、河の干上がった部分を利用してお米も作っていました。
写真にある、こちらのガイドさんの出身集落は、人口600人と意外に多く、
学校もちゃんとあるのだとか。(歩いて40分と言っていましたが…)
ボートで通学していた子供ちゃんがいて、普段は裸足で生活している彼らがきちんとした制服を 着ていたのがなんだか不思議でした。
教会のある、もう少し大きな集落もあるのだそうです。
家や、船を作るための、彼らの生活にとって大切なジャングルの木々ですが、
昔、輸出用の木材として大量に伐採された結果、今かなり数が減ってしまったのだそうで、
現在は、ここで 暮らす人々の為にしか伐採は許可されていないのだそうです。
家の屋根は乾燥させたヤシの葉、幹は家の柱として使い、茎の部分(?)も食用にしていたりと(もちろん実も食用)、
イキトスは本当にヤシ文化だなぁ~と。
電気はないのですが、満月の明るい夜には、集落の集会なんかが開催され、
シャーマンのような人もいるのだとか。
でもガイドさんは、あまりシャーマンのことは信じていないそうで…そこは人によるみたいですね(^_^;)
沖縄のノロとか、青森のイタコさんみたいなものなんでしょうか…。
そんな集落出身のガイドさんも、携帯電話を持っていたのにもびっくりしました。
携帯電話、すごいですね~。歴史の教科書 に載りますね。
河の少し開けたようなところまで出れば、電波があるそうで、使っていました。
妹さんがイキトスの町にいるのだそうで。
自分は町に住みたくないのか、と聞いてみると、
町は便利だろうけど、ここが自分の生まれ育ったところだから、と言っていました。
我々からすれば一見、不便そうなところですが、彼らはこうしてジャングルを知り尽くし、
アマゾンの河と共に上手く生活していっているのだなぁと、とても感激でした。
以上、ペルーの国内旅行記(イキトス編)でした!
初めての密林地帯の旅行で、山岳地帯や海岸地帯とはまるで違う、
ペルーという国の気候風土の多様さ、それに合わせた文化の多様さを思い知りま した。
また素敵な旅行をしましたら、お伝えしたいと思います(^▽^)
久津川車塚2016年8月1日(月)
◆城陽市担当者 道上・阿部・大澤・園原・安藤・日下・田口 一時にわか雨
◆昨年度調査区の埋め戻し土除去。並行して葺石の検出にかかる。前調査区の葺石から続く?と考えられる大きな葺石を確認。造出と前方部で構成される谷部ラインに乗るものと思われる(安藤石と命名)。昨年度調査で確認されていた北斜面葺石の区画石列が北に続いていくのを確認。造出北斜面の葺石も順調に続いていくと思われる。
◆コンマ45が導入されたのでがんがん下げてもらう。明日まで配置。後円部斜面と思われる葺石の検出を進めていくと、葺石が平坦になる部分がみられた。平坦面がある?(明日の課題)。
◆下段テラスは造出上面あたりのレベルまで削平されており、上部は転落しているとみた が、実際は結構残っているかもしれない(ほんまか?)。
◆埴輪はまだ少ない。線刻付の形象埴輪1点、その他円筒埴輪片。
◆以上。ミッチーの報告でした。現場を早く見たいのはやまやまだが・・・
◆昨年度調査区の埋め戻し土除去。並行して葺石の検出にかかる。前調査区の葺石から続く?と考えられる大きな葺石を確認。造出と前方部で構成される谷部ラインに乗るものと思われる(安藤石と命名)。昨年度調査で確認されていた北斜面葺石の区画石列が北に続いていくのを確認。造出北斜面の葺石も順調に続いていくと思われる。
◆コンマ45が導入されたのでがんがん下げてもらう。明日まで配置。後円部斜面と思われる葺石の検出を進めていくと、葺石が平坦になる部分がみられた。平坦面がある?(明日の課題)。
◆下段テラスは造出上面あたりのレベルまで削平されており、上部は転落しているとみた が、実際は結構残っているかもしれない(ほんまか?)。
◆埴輪はまだ少ない。線刻付の形象埴輪1点、その他円筒埴輪片。
◆以上。ミッチーの報告でした。現場を早く見たいのはやまやまだが・・・
やっとこさ大歴委員会の資料を作る
◆7月31日の21時をまわり・・・。大阪歴史学会の収支グラフです。公表されているデータですから、 隠すものでもないし。ちょっと、伏せた文字もあります。→やはり挙げるのはやめときます。
◆明日は大坂城、そして夕方に梅田で大歴の委員会があります。その資料を作ってました。
◆2日の奈良大の 打ち合わせには行くが、懇親会に行く余裕がなくなり、断りを入れる。8月2日に大学に戻ってから、また勝負ですね。陵墓シンポ・・・、前日、土曜日のオープンキャンパスが終わってから、当日の午前までが勝負かも・・・、とほほです。
◆21時38分。もう帰ります・・・。
◆明日は大坂城、そして夕方に梅田で大歴の委員会があります。その資料を作ってました。
◆2日の奈良大の 打ち合わせには行くが、懇親会に行く余裕がなくなり、断りを入れる。8月2日に大学に戻ってから、また勝負ですね。陵墓シンポ・・・、前日、土曜日のオープンキャンパスが終わってから、当日の午前までが勝負かも・・・、とほほです。
◆21時38分。もう帰ります・・・。
息子も就職?
◆あるプランがあって3月の都合について、昨日、息子に電話した。3月は就職のことがあるからな~、と。いや3月もいつとはまだ決まった話やないから、と対応しつつ、M1だから、修士出て就職するとなると、まあ3月はそうなる、ということにハタと気づく。進路の話など、ぜんぜんしたこともなく・・・。相談を受ければ話はするが、まあ、本人次第。
高密度表面波(レイリー波)探査
◆聚楽第の記事がありましたが、金沢城では2012年にやってます。玉泉院庭園で、空堀をとらえて おり、報告書も2015年3月に刊行されている。
◆「地下物理探査として防災業務などでは一般的な探査方法」となっており、既に実用化されており、地質会社に委託すればよいのである。金沢城ではマイナス9mまでとらえている。それが文化財へ適用され始めた、ということのよう。応用できるところ、どんどんやってみてください。いま同僚は、いまの大阪城本丸内に入り込んでいる豊臣大阪城の空堀をやろうとしている。金沢城の報告書を見ると、測線を決めての断面であるが、レーダーと一緒で、おおまかでも測線をメッシュで設定してやれば、コンピュータで解析して平面的な表示ができるはずだ。うん、それをめざそう!。
◆「地下物理探査として防災業務などでは一般的な探査方法」となっており、既に実用化されており、地質会社に委託すればよいのである。金沢城ではマイナス9mまでとらえている。それが文化財へ適用され始めた、ということのよう。応用できるところ、どんどんやってみてください。いま同僚は、いまの大阪城本丸内に入り込んでいる豊臣大阪城の空堀をやろうとしている。金沢城の報告書を見ると、測線を決めての断面であるが、レーダーと一緒で、おおまかでも測線をメッシュで設定してやれば、コンピュータで解析して平面的な表示ができるはずだ。うん、それをめざそう!。
2016年7月末
◆7月30日の土曜日は、シンポの準備を渋谷向山までして、一区切りとし。そっから、ヒストリア8月号の原稿を書いて、そのあとも大歴の仕事をして・・・。
◆冷蔵庫を取りに、カミさんの実家へ行く。18時に国分で、20時に紀美野町着。隅田川の花火の中継をテレビでやってました(ふだんはテレビがないもので)。夜、23時過ぎ、外へ出ると、天の川が見えました。星がきれいです。
◆で31日、冷蔵庫を積み込み、城陽に向かう。7時に出て、奈良盆地を北上。断続的に京奈和に乗り、城陽着は9時頃。セットするも動かず、まだブレーカーが下りたままだったのを上げると動き出す。今日がオープンキャンパスというのでカミさんをS大学で下ろし、いま研究室。10:35には着きました。さてと、なにから始めよう。
◆冷蔵庫を取りに、カミさんの実家へ行く。18時に国分で、20時に紀美野町着。隅田川の花火の中継をテレビでやってました(ふだんはテレビがないもので)。夜、23時過ぎ、外へ出ると、天の川が見えました。星がきれいです。
◆で31日、冷蔵庫を積み込み、城陽に向かう。7時に出て、奈良盆地を北上。断続的に京奈和に乗り、城陽着は9時頃。セットするも動かず、まだブレーカーが下りたままだったのを上げると動き出す。今日がオープンキャンパスというのでカミさんをS大学で下ろし、いま研究室。10:35には着きました。さてと、なにから始めよう。
2016年7月29日久津川車塚現場モードへ
◆8:30天王寺レンタカー屋。9:00大学、荷物積み込み、車塚着。宿舎に行き、大家さんから鍵を受け 取り、家に宿舎関係の荷物を入れる。ちょうどガス屋さんも来て、開栓前のチェック。
◆現場に行き、テントを置いて、機械掘削の状況を見に行く。雨で1日稼働しなかったこともあり、思ったより進んでいない。というか、まだまだですね。掩体壕のある中段くびれ部は、予想通り下半分は削り込まれ、斜面は残っていない。掩体壕裾部に大きな境界溝がドカンと掘り抜かれている。で下段上面テラスはやはり残存せず。まあ要するに、ちょっと下の造り出し上面まで削り込まれている、ということ。テラス面相当位置の赤土が見える。昨年、造り出し方形埴輪列の東北隅の抜き穴があったが、その東で、生きている埴輪1個体が検出されている(箕の上に土嚢を置いているところ)。そこから南は掩体壕もあり掘れないが、これで、隅部推定抜き取り坑と、それに続く南行き1個体分の列が確認できた、ということになる。
◆そして谷間のVゾーン!。黄色粘質土ががっつり。ああ、またこの土との戦いか、と。地山削り出しの墳丘土の赤と、谷間に堆積した黄色がV字をなしていますよ。その黄色を削っているところでした。来週には、より大きな機械を入れるよう。第1週は、機械掘削と平行して、墳丘側の調査区整備から、ということになりそうである。
◆昨日、衣料乾燥機をアマゾンで発注。製氷器はやめときます。水道の口がないといけないだろうし。今年は冷蔵庫が2ドアの大きいのになるので、スーパーの氷でいくことにする。
◆こっちは、8月に現場に行くため、金曜午後、土日、残務をひたすら片づける!
◆現場に行き、テントを置いて、機械掘削の状況を見に行く。雨で1日稼働しなかったこともあり、思ったより進んでいない。というか、まだまだですね。掩体壕のある中段くびれ部は、予想通り下半分は削り込まれ、斜面は残っていない。掩体壕裾部に大きな境界溝がドカンと掘り抜かれている。で下段上面テラスはやはり残存せず。まあ要するに、ちょっと下の造り出し上面まで削り込まれている、ということ。テラス面相当位置の赤土が見える。昨年、造り出し方形埴輪列の東北隅の抜き穴があったが、その東で、生きている埴輪1個体が検出されている(箕の上に土嚢を置いているところ)。そこから南は掩体壕もあり掘れないが、これで、隅部推定抜き取り坑と、それに続く南行き1個体分の列が確認できた、ということになる。
◆そして谷間のVゾーン!。黄色粘質土ががっつり。ああ、またこの土との戦いか、と。地山削り出しの墳丘土の赤と、谷間に堆積した黄色がV字をなしていますよ。その黄色を削っているところでした。来週には、より大きな機械を入れるよう。第1週は、機械掘削と平行して、墳丘側の調査区整備から、ということになりそうである。
◆昨日、衣料乾燥機をアマゾンで発注。製氷器はやめときます。水道の口がないといけないだろうし。今年は冷蔵庫が2ドアの大きいのになるので、スーパーの氷でいくことにする。
◆こっちは、8月に現場に行くため、金曜午後、土日、残務をひたすら片づける!
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。