人を幸せにする人になろう

中教審のアホ

◆現場を知らないヤツの机上の話。2020年から入試制度を変えるって。わが社は公立大学で、国立大学のコッピーでないというんだから、あほな入試制度改悪なんぞほっといて、普通に入試スベシ。文科省のアホ官僚のいうことに耳を傾けるべからず。きっと、東大は変えませんよ。日和見となった京大は追随するんでしょうな。京大よ、プライドがあるなら、全国なんとか試験とかは参考値0にして、独自入試を貫け。

おひとりさまを始めよう

◆24日夜19:30。スーパーでオードブルセットを買い、シャンパンを飲み始める。明日、測量は一休みすることとなる。さて、この1日、有効に使わねばならない(条里制研の校正はやりますから)。ひとまずシラバスの入力からか。
◆Jアドニ、アルツハイマー病研究で、データ改竄はなかったと、研究代表者は厳重注意で終わり。これがこの問題の決着か。東大も救いがたし。この国は、犯罪や責任を問わない、なーなー社会であることは、またしても続く。誓約書は書きたくない。こんな大悪を見逃しておいて。

久津川車塚2014年12月23日

◆9:00~16:50。土井・佐藤。
◆まず昨日の続きで、マシンをP59に立て、崖面の残りの等高線。そのあとフェンスで囲まれた民地部分の斜面を測り、E1の紙も新たに作り、西側の奈良街道脇までを測量する。
◆そのあと、西側面の残りの部分の測量のため、機械をP1に立て、基準点1をBSに、既設杭を利用してこれをP60とする(昨日までのP60は使わなかったため抜く)。そして上段裾テラス面のチェックからはじめて、斜面を測り下ろす。だいたい崖面裾まで到達したところで、本日はここまでとする。

久津川車塚12月22日、冬至です

◆9:00~17:00前 土井・山口・佐藤
◆まず後円部の取りこぼし(機械p54)。次に東くびれ部上段裾(P43)。トレースしていて、重複部の等高線の重なりがずれており、高さを間違っている可能性があった。前に書いてきたものをある程度消してしまい、上からチェックをかけながら、再度、テラス面まで降りる。これで解決。
◆前回、11月の陣で測りかけている前方部前面西側の裾部。崖で、竹などが片付けてあり、おまけに繁茂という、やりたくない部位。しゃーないから2本新規杭を打つ(1本でよかった模様)。そこまでのセットをしてから昼飯。
◆午後、新しいP59に据えて中軸寄りから測り始めると、いきなり感覚的に5センチくらいへん。結局、理由は不明だが、チェックをし、既存の等高線のどこまでいけば合致するかを確認した上で、ダメな範囲(そう多くはない)を抹消し、測り下ろす。標高35.5mからはじめ、33mまで来た。およそ崖面裾部に達したので、あとは緩斜面部になり、だからこそ竹を片付けた山があってやりにくいのだが、なんとか間間をつなげば、あとの本数はさほどではない。4人いたので、伐採をやはりやっていたが、これでP59からかなり見通せる状態になった。このまま家の敷地までいけるだろう。

肥後は狗奴国にあらず

◆歴博の共同研究、初日の1本目は熊本県の話。
◆肥後、甕棺墓がおよぶ地域である一方、脚台付きの長胴甕をもつ。もうすこし長いスパンでの土器様式圏の形成過程はわからないが、北部九州と南部九州の接点のような地域か。生業形態がそこまで反映するものかわからないが、菊鹿盆地と玉名平野は水田稲作も早く安定的で、熊本平野部は大きく海が入り、丘陵縁辺沿に密度高くなくおよんでいるイメージ。阿蘇は畑作が中心なんであよう。
◆弥生後期にどう変化するか。遺跡の消長表からすると、中期とあまりかわらない前半期に対し、後半になると短期間の環壕集落も増えており、社会の変化がうかがえる。鍜冶遺構もかなりあり、鉄器化にともなう社会変化は、後期の後半に地域的統合への動きも始まるのかも知れない。とはいえ、どっちかというと、古墳時代早期のことのようにも思われる。とくに阿蘇や豊後竹田あたりの鉄族が気にかかる。厳密にいうといつなのか、後期前半なのか、後半なのか、古墳早期くらいでの消長を知りたいものである。なぜに阿蘇に鍜冶遺構があり、多量の鉄鏃が残されているのか。阿蘇での弥生集落のありようを加味して考えなければならない。とくにそれまであまり集落がなかったのに増えるとか、そうでなくともそれ以前の集落に対し、後期に入って新たな様相の集落が現れてくるとか、そういうなかで鉄鏃を意味づける必要がある。
◆ともかくも、中期から後期の変化があるのではあろうが、緩やかなイメージがある。吉野ヶ里と同様に方保田東原なども後期また終末期まで存続しており、地域内の社会も変化をしつつあるところに、布留0がやってくる、といった様相である。そこで、弥生集落がすべて断絶している。布留0のインパクトはすごそう。倭国ができあがり、奴国や伊都国も倭国の枠組みに入るなかで、3世紀前半のなかに社会の大きな変化が起こる。そして布留1の時期には脚台も取れ、布留式化が急速に進む。そして宇土半島基部にまず前方後円墳が現れる。「倭国に入らんかね~」という役割を与えられているんだろう。布留0とか布留1とか、まんべんなくなのか、やはり布留1に前方後円墳がまっさきに現れる宇土半島基部あたりを起点に広がるのか、といったことも興味がありますね。

12月20日

◆いま1時。KSIに原稿を送る。まだ沈没せず仕事してます。掲載許可の書類の仕事をせねばならないが・・・。卒論生もこれくらいは頑張ってほしいですね~。KG君、頼むで。オレが書くのじゃないからね。
◆いやだいやだ。1人じゃなく、楽しく呑みたいもんですな。そうそう、こないだ研究室旅行に行ってみれば、4年前だか5年前だか、日本史のS氏が来るまで、いちばん下だったんですけど、今年、引率で来ている教員で、オレがいちばん上なんだな、これが。ショックですわ。長老に乾杯の発声を、まてまてまて、なんでやねん、といいたいが、現実、6人教員がいていちばん上ということは受け入れざるをえない。とほほです。
◆もうむり、寝ます。

なにやら足が痛く

◆半月ほど前から左膝が曲げると痛い。なにか起こった記憶はないので、もしかしたら、年寄りになり、昔の無理が来た、っちゅうもんかもしれない。もうよくなることはないのかもしれませんね。死ぬまでつきあっていかなければならないのかもしれません。
◆天王寺動物園が2015年で100年だと。文系のリーフレットで書いたが、消したか。1905年が第5回内国勧業博覧会、東半分が天王寺公園になったのが何年だったか、昨日書いたのに忘れた。で、1915年に動物園。で博覧会の美術館を博物館に転用することとなり、改装して?、オープンするのが1919年12月。これが大阪市民博物館。ここに勤務していたのが神戸市立第一高等女学校の教諭をやめて大阪市職員になっていた山根徳太郎です。この年のどこかで置塩章を訪ね、難波宮の瓦を見せられたのである。こういう話にも詳しくなりました。
◆サンヨーミュージアムが閉館したとか。企業ミュージアムまでぜんぜんカバーできていない。もっと早く言ってくれれば、時空間のように、閉館前に見に行ったのに。

オボチャンの罪 記事№2600

◆全国の大学で、研究費不正使用(コンプライアンスってか)、それと捏造その他の研究倫理の2点で、なにやら研修を受けて「誓約書」を出させるとか。早々に秋口には通達されたようですが、実際、どう受け止め、どうするか、大学でまちまちのようですね。なにやら誓約書をそろえないと、科研に応募できないようにするなど、文科省は脅しているようだが、実際どうするかは何も決まっていないらしく、暴力団と変わりない恫喝のようである。
◆しかし、捏造は、見抜けないのが悪いのである。考古学の場合、前期・中期旧石器問題があって、あまり偉そうなことはいえません。悪意のある捏造、悪意がなくともやっちまうオボちゃん、が、正常な審査が行われるなら防げるはずだ。むろん悪意のあるヤツが悪智恵を働かせれば、見抜くことが困難なものもあるだろうけど。が、早稲田もリケンも、なにをやってるのか、ということ。本来は、こんなものは、やってしまったら退場するのみであり、まっとうな審査という関門が機能していればそれでよく、誓約書なんて特別なことはしなくてよいはずだ。
◆一方の研究費は、国の研究機関や東大の先生への委託など、とんでもない悪があばかれ断罪する方が先でしょ。でたらめが多すぎる。
◆で、どうするかは知らんけど、研修を受けて、誓約書を書かせると、その時間たるや膨大な損失です。われわれ時間の単価は高いですよ。オボちゃんの罪は大きいといわざるをえない。

12月19日

◆土日は歴博の共同研究で佐倉。月曜日から久津川車塚の測量。28日までの予定である。なので、今日は、山口さんに手伝ってもらって機材を積み込んだ。たぶん大きな忘れ物はないだろう。今年最後の教授会で、18:30まで会議。そのあと文系の山根展のリーフレット作り(今朝も4時までやっていたが終わらなかったが)。なんとか22:00までに完了。いまからKSIに送ろう。そんなんで、授業も終わったし、家に帰ってもカミさんは羽咋に出張してておらず、ひとり、缶チューハイを買い込んで、ちびりちびりやりながら、新聞を読み、ブログを書き、一息ついております。
◆いまからブログを20ほど書くかも知れません。たぶん無理ですな。このところ夜が頑張れず(へんな意味ではありませんよ)、おまけにアルコールが入って、すぐ沈没することでしょう。が、まあ今日の教授会もなにかとありましたし、いろいろと書いてみたいことはあります。とはいえ、すぐメモするようにしてはいますが、してないと、10分後にも思い出せなくなりました。いやはや。

電気会社の縮小を求めよ

◆太陽光などの民間の発電による電力の買い上げを緩和するとか。まだ微々たるものかもしれない。しかし、多くの地域で、もうけだけでなく、空閑地等に太陽電池パネルを設置し、原子力や石油でない発電量がのびているわけだ。家屋への設置への補助金を取りやめ、のびつつあった芽を摘んだこともあったが、それと同じ。電力会社の「保護」である。買い取り電力で、地域の需要がまかなえる比率が少しずつでものびるのなら、基本的に推し進めるべきであることは言うまでもない。需要への供給側の調整である。むろん、電力会社も、その分、職員を減らしていかなければならないことになる。が、そこは大大会社である。定年退職も多量、新規採用を調整していくことで、これに応えられるはずではないのか。
◆やはり原子力、なんでしょう。必要ないと認めるわけにはいかない、と。前にも書いたが、電化製品も消費電力が少なくて済むものになり、なにより遠隔地で発電し、送電する膨大なロス。電気は地域地域でまかなうことが最も効率的であるのは明らか。原発0でも2年ほどやれているわけである。その機に、新たな起業も進んでいる。安定供給という言えば黙らせられると思っているのか。高速増殖炉なんていうナトリウムを扱う危険きわまりないプロジェクトなど、即座に廃止し、脱原発を打ち出せ。大企業、自民党、多量の議席、この国に論理的に合理的な選択がなされる希望はないのかもしれない。どんな不合理でも、大企業から献金してもらえる仕組みを維持し、いい暮らしをしたい自民党議員に任せる選択を、国民はしたから仕方ないかね~。民主党の不幸は、菅直人の時に地震が起きたことか。が、それは逆でもありえたのかもしれない。見事な手腕を発揮して、支持を固めるとか。いや無理だろう。誰も経験していないメルトダウンに、どうやって対処できるか。やはり不運ではなかったか。むろんだめだめ鳩山は大戦犯だが。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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