人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
体調不良
◆詳しくは恥ずかしくて書けないが、体調が壊れ、月曜日・火曜日となにもできない状態に。それでも月曜日は仕事をしたものの、火曜日はダウン。朝、学生がアルバイトに来るも、別室で体を横たえていた。ようやく18時に恢復。修論・卒論を読まないとやばい状態だが、この2日のロスは痛い。
◆8日、水曜日、朝日カルチャーセンター中之島教室で河内大塚山古墳についてしゃべる。東北学院大学の講義の時に作った資料に、パワポはさらに手を入れてしゃべる。このパワポ、昨年の大歴の時に作ったものを基調に、『ヒストリア』に書くときにかなり進展もあったので、最新の認識に改訂しないといけないが、追いついていない。そのへんはシャベリでカバー。最後はやっぱりばたばたし10分ほどオーバーしたが、ま、だいたいよかったのではないか。
◆四橋線も便利ですね。大国町で乗り換えて、まっすぐ中之島に行ける。駅を上がれば朝日新聞社のビル。もっとも今建てているものが竣工すると移転するのだそうだ。午後、FD委員会の行事があったのだが、バッティングしていて、欠席。戻ってきた。今日の夜、2部の試験が終われば授業関係は終わりとなる。
◆8日、水曜日、朝日カルチャーセンター中之島教室で河内大塚山古墳についてしゃべる。東北学院大学の講義の時に作った資料に、パワポはさらに手を入れてしゃべる。このパワポ、昨年の大歴の時に作ったものを基調に、『ヒストリア』に書くときにかなり進展もあったので、最新の認識に改訂しないといけないが、追いついていない。そのへんはシャベリでカバー。最後はやっぱりばたばたし10分ほどオーバーしたが、ま、だいたいよかったのではないか。
◆四橋線も便利ですね。大国町で乗り換えて、まっすぐ中之島に行ける。駅を上がれば朝日新聞社のビル。もっとも今建てているものが竣工すると移転するのだそうだ。午後、FD委員会の行事があったのだが、バッティングしていて、欠席。戻ってきた。今日の夜、2部の試験が終われば授業関係は終わりとなる。
3月5日、近つ、大阪府速報展に行く
◆カミさんと、またまた歩いて出かける(姫路で研究会もあったのだが、すいません・・・)。またまた駐車場はいっぱいで
、今回は白石先生の津堂城山古墳の再検討という講演会だった。御廟山が
ホムダワケ墓として、さて津堂城山古墳はなんとするのだろうか。そういえば、学生社の『天皇陵古墳を考える』という本をいただいた。そのなかで、御廟山古墳がホムダワケ墓であることを再論している。誉田八幡宮の話などは、さすがである。
◆が、御廟山がホムダワケ墓とされていたことは、『延喜式』の兆域からも確かであり、7世紀末にそうなっていることは、誉田八幡とは別に確かめられよう。7世紀末における古代国家の陵墓探索でそうなったのだろう。この段階で、ひとつの固定化が行われたわけだ。問題は、7世紀末時点で、250年以上前の5世紀前半の倭国王墓がどれだけ伝承されていたかである。王墓が地名を冠する形で伝わっていたと基本的に考えているものの、白石先生が指摘するように、古市か百舌鳥かといったことも信用できない。全部そうかといえばそこまでは言えないにしても、どこかが間違っているということ。
◆展示だ。やっぱりよかった。希望を言えば、これ弥生との巡回にできないものか、と思う。学芸のみなさんと話をしたいことがあったのだが、講演会の途中なので、そのまま出る。帰り、違うコースで帰ろうとするも失敗し、あとは・・・
◆この日、出勤せず歩いたことは体のためには良かったのだが、問題は夜。ちょっと呑んでいて失敗、翌日にひびく。
◆が、御廟山がホムダワケ墓とされていたことは、『延喜式』の兆域からも確かであり、7世紀末にそうなっていることは、誉田八幡とは別に確かめられよう。7世紀末における古代国家の陵墓探索でそうなったのだろう。この段階で、ひとつの固定化が行われたわけだ。問題は、7世紀末時点で、250年以上前の5世紀前半の倭国王墓がどれだけ伝承されていたかである。王墓が地名を冠する形で伝わっていたと基本的に考えているものの、白石先生が指摘するように、古市か百舌鳥かといったことも信用できない。全部そうかといえばそこまでは言えないにしても、どこかが間違っているということ。
◆展示だ。やっぱりよかった。希望を言えば、これ弥生との巡回にできないものか、と思う。学芸のみなさんと話をしたいことがあったのだが、講演会の途中なので、そのまま出る。帰り、違うコースで帰ろうとするも失敗し、あとは・・・
◆この日、出勤せず歩いたことは体のためには良かったのだが、問題は夜。ちょっと呑んでいて失敗、翌日にひびく。
どうでもいいこと
◆ソニーも、シャープも、パナソニックも大赤字。液晶テレビも普及を終えたというところ。その一方、新聞で、自分たちにしか紡ぎ出せない毛糸を生んだ人の話。東京に行く必要はない、情報を集める必要もない、自分たちだけにしかできない糸を作り上げることができるから。世界のブランドがそれを求めてくるという。という対比をカミさんが指摘する。なるほど・・・
◆ソニー、『ソニーよ、さらば』という本が出版されている。広告で見た。何が書いてあるかは知らない。ソニーが営業成績をのばしていた時期、子供が産まれ、ハンディカムを買った。最初はごっつい8㎜、次にミニDV、これ韓国でタクシーで置き忘れた。デジカメ、サイバーショット、買った。パソコン、バイオ。3台くらいは買ったか。が、悪どい。それでしか使えないCDドライブやら、3.5インチドライブやら・・・、付属のものを別に買わないといけない。本体だけでも30万円はした。結婚した時、ごっついブラウン管テレビ、なんだっけか、キララバッソを買った。VHSと8ミリのダブルデッキも買った。なにかとカッコよかった。
◆が、バイオはダメだった。余計な金がかかるし、壊れる。メモリースティックなどという、独自のメディアも、はたして必要なのか。協調性なく孤高であるのもけっこうだが、品物がよくあってこそ。バイオはだめだ。ソニー製品は、一定期間で寿命が来るように設定してるという話も。大学に来たとき、デスクトップでバイオを入れたが、それが最後、いまは全部デル。ソニー製品を買うことはまったくなくなった。『さらば、ソニー』に何が書いてあるかは知らぬが、似たようなことだろう。だいぶ、金をつぎ込んだが、あんまり期待通りではなかった、単にブランドとして振り回されていたということ。例えばテレビは、ブラビアとかアクオスとかより、東芝レグザがいいですよ。こないだ学内のある委員会の集まりで、委員長の○○さんが、やれブラビアがどうのこうの、アクオスがどうのこうの、色がどうのこうのと、まったく、どうでもよろし(田中琢的に)。
◆パソコンまわりでいえば、なぜだかキャノン。プリンタ、スキャナ、デジカメ、すべてそうなっている。スキャナは知らないけれど、プリンタは、エプソンよりピクサスの方が重宝するし、複合機も便利だ。カメラも、イクシーから、イオスキッスから、5DMarkⅡまですべてキャノンである。ニコンはいらん。
◆ソニー、『ソニーよ、さらば』という本が出版されている。広告で見た。何が書いてあるかは知らない。ソニーが営業成績をのばしていた時期、子供が産まれ、ハンディカムを買った。最初はごっつい8㎜、次にミニDV、これ韓国でタクシーで置き忘れた。デジカメ、サイバーショット、買った。パソコン、バイオ。3台くらいは買ったか。が、悪どい。それでしか使えないCDドライブやら、3.5インチドライブやら・・・、付属のものを別に買わないといけない。本体だけでも30万円はした。結婚した時、ごっついブラウン管テレビ、なんだっけか、キララバッソを買った。VHSと8ミリのダブルデッキも買った。なにかとカッコよかった。
◆が、バイオはダメだった。余計な金がかかるし、壊れる。メモリースティックなどという、独自のメディアも、はたして必要なのか。協調性なく孤高であるのもけっこうだが、品物がよくあってこそ。バイオはだめだ。ソニー製品は、一定期間で寿命が来るように設定してるという話も。大学に来たとき、デスクトップでバイオを入れたが、それが最後、いまは全部デル。ソニー製品を買うことはまったくなくなった。『さらば、ソニー』に何が書いてあるかは知らぬが、似たようなことだろう。だいぶ、金をつぎ込んだが、あんまり期待通りではなかった、単にブランドとして振り回されていたということ。例えばテレビは、ブラビアとかアクオスとかより、東芝レグザがいいですよ。こないだ学内のある委員会の集まりで、委員長の○○さんが、やれブラビアがどうのこうの、アクオスがどうのこうの、色がどうのこうのと、まったく、どうでもよろし(田中琢的に)。
◆パソコンまわりでいえば、なぜだかキャノン。プリンタ、スキャナ、デジカメ、すべてそうなっている。スキャナは知らないけれど、プリンタは、エプソンよりピクサスの方が重宝するし、複合機も便利だ。カメラも、イクシーから、イオスキッスから、5DMarkⅡまですべてキャノンである。ニコンはいらん。
予算執行にむけて
◆年度末が近づき、教室予算、重点研究、都市問題研究、自分の基盤研究費、科研費、モロモロの残額を見ながらの執行予定を算段する季節に入る。そうそう、博物館課程の新カリキュラムで、実習室整備のために今年度つけてもらった予算の発注も終えた。
◆自分の裁量分は、残額を確認し、残りの仕事を考える。今日確認すると、こないだまでの残額からすると、グッと減っている。カメラ分が落ちたのか・・・。ということで、やや見込み違いとなったが、ある前方後円墳のレーザー測量を考えている。地元の教育委員会にも打診して、いけそうである。問題は残額。今年度は、計測作業のみ、ということなら、なんとかなるかな・・・。また、実現 しそうになれば報告します。【あきませんでした。残念!】
◆重点研究と都市問題研究は、メンバーだが、片方は独自な企画をやっているわけではない。全体の残額がだいたい見えてきて、残りをどう有効にどう使おうかということになる。オレは、それなりにネタがあるので、それじゃ、これにいくら、こっちにいくらと、提案して使わせて貰うことにする。むろん、それぞれのプロジェクトの目的に沿った中身。重点研究では大阪市域を中心とする、古地図やら絵図やらのデータ入力やスキャン発注、などなど。これは昨年から、残額を見ながら、やらせてもらっているもの。大阪城をテーマとする都市問題研究では、前から組んでいたレーダー探査に加え、石垣のデモ計測を入れようとしている。
◆このあたりも、来週の前半くらいまでには堅め、あとは粛々と実行するのみ。
◆和泉市史の条里は、どんどん残りの小字の地籍図が届けられる。ピッチをあげなければならない。とはいえ、アルバイトを頼める人員も限られているので、ちょっと仕事の振り分けも必要だ。
◆教室予算は、まあ物品はおおむね椅子やらパソコンの買い換えで消化され、あとは図書費、教員4人の分は既に発注され、残りはオレ、考古の分である。図書は確実に2月中に納品されていることが求められる。これ、見繕わないといけないのだが、めんどくさい。
◆自分の裁量分は、残額を確認し、残りの仕事を考える。今日確認すると、こないだまでの残額からすると、グッと減っている。カメラ分が落ちたのか・・・。ということで、やや見込み違いとなったが、ある前方後円墳のレーザー測量を考えている。地元の教育委員会にも打診して、いけそうである。問題は残額。今年度は、計測作業のみ、ということなら、なんとかなるかな・・・。また、実現 しそうになれば報告します。【あきませんでした。残念!】
◆重点研究と都市問題研究は、メンバーだが、片方は独自な企画をやっているわけではない。全体の残額がだいたい見えてきて、残りをどう有効にどう使おうかということになる。オレは、それなりにネタがあるので、それじゃ、これにいくら、こっちにいくらと、提案して使わせて貰うことにする。むろん、それぞれのプロジェクトの目的に沿った中身。重点研究では大阪市域を中心とする、古地図やら絵図やらのデータ入力やスキャン発注、などなど。これは昨年から、残額を見ながら、やらせてもらっているもの。大阪城をテーマとする都市問題研究では、前から組んでいたレーダー探査に加え、石垣のデモ計測を入れようとしている。
◆このあたりも、来週の前半くらいまでには堅め、あとは粛々と実行するのみ。
◆和泉市史の条里は、どんどん残りの小字の地籍図が届けられる。ピッチをあげなければならない。とはいえ、アルバイトを頼める人員も限られているので、ちょっと仕事の振り分けも必要だ。
◆教室予算は、まあ物品はおおむね椅子やらパソコンの買い換えで消化され、あとは図書費、教員4人の分は既に発注され、残りはオレ、考古の分である。図書は確実に2月中に納品されていることが求められる。これ、見繕わないといけないのだが、めんどくさい。
大阪市と大阪府
◆やはり、大阪市の博物館協会(市文化財研究所(調査部門)+各博物館)と、大阪府文化財センター(発掘部門+博物館運営)とで、類似の機能をもつ両者について、統合本部の課題となり、検討が進められているようである。早ければ早くに結論が・・・。
◆反対する理由も見あたらない。どう思いますか。むろん、どこともそうだが、組織的に統合されたとはいえ、なじむまでには時間もかかる。その前に、役割が違うと、結局は統合しても・・・、ということで、これは国の機関の場合が多いだろう。が、大阪市と大阪府のこの問題の場合は、機能に変わりはない。旧市側、旧府センター側という、出身地で培われてきた仕事の流儀や誇り・矜持といったものは、そう簡単にはなくならないだろう。しかし、大阪府下・大阪市域の、遺跡の保護や文化政策を見据えたとき、調査部門や博物館運営の統合がいいことなのか悪いことなのかと問われれば、「悪くないかも」。むろん、その過程で一定の整理の力は働くのだろうが、総体としてのパワーアップをめざしてほしいものである。
◆ただし、文化財保護行政はどうなるのか。これは都構想の実現性による。問題は、特別区ができた場合の保護業務だ。パイが大きくなり安定運営ができるといった話とは異なり、文化財保護は、適正な守備範囲が必要ではないか。広域行政とは逆に、地元に密着した目配りがいる。大きな大阪市でなくなり、適正な市相当の区にそれぞれ文化財保護行政の担当者が一定数配置され、それぞれのエリアの各種文化財についての基本的業務が増進する結果になればよいのだが・・・。
◆反対する理由も見あたらない。どう思いますか。むろん、どこともそうだが、組織的に統合されたとはいえ、なじむまでには時間もかかる。その前に、役割が違うと、結局は統合しても・・・、ということで、これは国の機関の場合が多いだろう。が、大阪市と大阪府のこの問題の場合は、機能に変わりはない。旧市側、旧府センター側という、出身地で培われてきた仕事の流儀や誇り・矜持といったものは、そう簡単にはなくならないだろう。しかし、大阪府下・大阪市域の、遺跡の保護や文化政策を見据えたとき、調査部門や博物館運営の統合がいいことなのか悪いことなのかと問われれば、「悪くないかも」。むろん、その過程で一定の整理の力は働くのだろうが、総体としてのパワーアップをめざしてほしいものである。
◆ただし、文化財保護行政はどうなるのか。これは都構想の実現性による。問題は、特別区ができた場合の保護業務だ。パイが大きくなり安定運営ができるといった話とは異なり、文化財保護は、適正な守備範囲が必要ではないか。広域行政とは逆に、地元に密着した目配りがいる。大きな大阪市でなくなり、適正な市相当の区にそれぞれ文化財保護行政の担当者が一定数配置され、それぞれのエリアの各種文化財についての基本的業務が増進する結果になればよいのだが・・・。
東大と京大
◆あんまり単純な図式はよくないけど・・・。カミさん曰く、東大の先生曰く、「答えのわかっているものを、きっちりと論証することがよい研究である」、とマジメに言うのだそうである。京大の人間は、「あんた、ほんまにそんな風に思ってるの、信じらんない~、わかってることやるなんて、そんなつまらんことないわ、わからんからやるんやろ、あほちゃうか」、と。「研究とは何か」という風土が違う?
◆もっとも、その京大も、おもろいことをやってやろうという伝統では、いまの業績審査では勝てないらしい。一発屋でなく、コツコツ、きちんとした論文を書かはる東大のヤツラ、その積み上げた論文の数に勝てないので、工学系ではどんどん京大出身のヤツラは残れず、東大出身がポストについていくという。へ~え。
◆もっとも、その京大も、おもろいことをやってやろうという伝統では、いまの業績審査では勝てないらしい。一発屋でなく、コツコツ、きちんとした論文を書かはる東大のヤツラ、その積み上げた論文の数に勝てないので、工学系ではどんどん京大出身のヤツラは残れず、東大出身がポストについていくという。へ~え。
教育基本条例
◆橋下さんは府知事時代に(維新の会が)教育基本条例を出し、首長が目標を定めるとアピールしてるから、それをも含めて市長選で支持をえたのは確かである。
◆まず、政治主導で、「教育の目標」を決めるという(どうするんだっけ、いちおう一緒に考えるが、意見が分かれたときは政治家の判断?)。橋下が自分の写真を府下全校に掲げさせ、毎日、君が代と共に頭を下げさせることもできる、という仕組みを作ろうとしているわけだ。「貴様とオレとは同期の桜 同じ航空隊の庭に咲く 咲いた花なら散るのは覚悟 見事散りましょ国のため」という教育もできるわけである。そんなこと、二度とこの国でないとは思うが、そうした経験を経て、政治的中立を曲げてはいけない、ということになっているわけだ。首長は、指導・助言という関与、一緒に考える、教育委員会に課題や目標をもってもらい、効果があったかという評価を入れていく、というので十分ではないか。
◆上は政治主導へのこだわりの話。次に「教育目標」とは何かということだ。たぶん単純ですよね。学力を高めよ、競争させよ、この世は競争だ、勝ち残れる人材を、弱肉強食だ!。勝つことが幸せなのかね。それで金もうけて経済も強いことが世界のなかでの日本の誇りなんですかね。
◆学校だから、学力というのは基本のモノサシではある。やっぱり教育水準を高め、一人一人自分で考える人材となることは大事だから、そのことそのものは否定できないだろう。学校の先生も教育委員会もそう考えている。が、何やってるかわからん、トロイ、スピーディでない、成果が見えない・・・、そうかもしれない。ガツンとやらねば意識は変わらん、と。そうかもしれない。
◆教育職の世界もひどいところはひどい。新潟県教委は、旧師範となんとか、県の教育関係はまっぷたつでイガミあっているらしいし、いつぞや目撃した兵庫県教育長の姿は見るに堪えないものだったし、ヘイコラしている高校教員には失望した。プロフェッショナルなのか!。
◆教育目標の中身を問題にしようとしたのだが、書いていてわからなくなってきた。学校の先生の世界のことはよくわからんが(こないだ大教組のある局面が話題になった)、まじめに考えている人も少なくないはずだ。現場の人間が声を上げる、市長や知事も、教員の話を聞いてみてはどうだろうか。教員側も、やっつけられてばっかりという恨みも強いようだが、淡々と大阪の教育現場を分析して提言をしてみてはどうだろう。知事や市長に「こうせい」と命令されるのではなく。
◆まず、政治主導で、「教育の目標」を決めるという(どうするんだっけ、いちおう一緒に考えるが、意見が分かれたときは政治家の判断?)。橋下が自分の写真を府下全校に掲げさせ、毎日、君が代と共に頭を下げさせることもできる、という仕組みを作ろうとしているわけだ。「貴様とオレとは同期の桜 同じ航空隊の庭に咲く 咲いた花なら散るのは覚悟 見事散りましょ国のため」という教育もできるわけである。そんなこと、二度とこの国でないとは思うが、そうした経験を経て、政治的中立を曲げてはいけない、ということになっているわけだ。首長は、指導・助言という関与、一緒に考える、教育委員会に課題や目標をもってもらい、効果があったかという評価を入れていく、というので十分ではないか。
◆上は政治主導へのこだわりの話。次に「教育目標」とは何かということだ。たぶん単純ですよね。学力を高めよ、競争させよ、この世は競争だ、勝ち残れる人材を、弱肉強食だ!。勝つことが幸せなのかね。それで金もうけて経済も強いことが世界のなかでの日本の誇りなんですかね。
◆学校だから、学力というのは基本のモノサシではある。やっぱり教育水準を高め、一人一人自分で考える人材となることは大事だから、そのことそのものは否定できないだろう。学校の先生も教育委員会もそう考えている。が、何やってるかわからん、トロイ、スピーディでない、成果が見えない・・・、そうかもしれない。ガツンとやらねば意識は変わらん、と。そうかもしれない。
◆教育職の世界もひどいところはひどい。新潟県教委は、旧師範となんとか、県の教育関係はまっぷたつでイガミあっているらしいし、いつぞや目撃した兵庫県教育長の姿は見るに堪えないものだったし、ヘイコラしている高校教員には失望した。プロフェッショナルなのか!。
◆教育目標の中身を問題にしようとしたのだが、書いていてわからなくなってきた。学校の先生の世界のことはよくわからんが(こないだ大教組のある局面が話題になった)、まじめに考えている人も少なくないはずだ。現場の人間が声を上げる、市長や知事も、教員の話を聞いてみてはどうだろうか。教員側も、やっつけられてばっかりという恨みも強いようだが、淡々と大阪の教育現場を分析して提言をしてみてはどうだろう。知事や市長に「こうせい」と命令されるのではなく。
4月入学のなにが不利益なのか
◆東大のアホ。やるならお前とこだけにせえ。4月に年度が始まるのは、世界がどうであれ日本に定着した文化である。学校だけではない。具体的な問題点は何なのか。
◆A日本から留学に行くと。あちゃらは9月とか10月だと、それが不利になるんですか。うちもドクターコースは9月終了制度を作りました。これはドクターだからです。博士論文の数はそんなに多いわけでない。が修士課程・学部は違う。マスター出て留学するにしても、半年間、準備に当てればいい。留学して研究しようという人間、いくらでも研究すればいいではないか。履歴に穴があくなら、研究生になればいい。帰ってきて不利なのか。在籍しての留学なら、いまは半期単位になってるから後期に戻ることができる。区切りがついて留学する場合でも、さっきと同じで、ずれる半年が無駄になるのか。
◆マスターでの留学もあるだろうが、多くはドクターでしょ。それはそれで措置が講じられている。なんで学部含めてそんなことをしないといかんのか。
◆Bむこうからの留学の場合、これはまったく制度とは関係ない。東大さんよ。あんたらが世界的な研究してれば、人は集まってくる、ただそれだけだ。
◆A日本から留学に行くと。あちゃらは9月とか10月だと、それが不利になるんですか。うちもドクターコースは9月終了制度を作りました。これはドクターだからです。博士論文の数はそんなに多いわけでない。が修士課程・学部は違う。マスター出て留学するにしても、半年間、準備に当てればいい。留学して研究しようという人間、いくらでも研究すればいいではないか。履歴に穴があくなら、研究生になればいい。帰ってきて不利なのか。在籍しての留学なら、いまは半期単位になってるから後期に戻ることができる。区切りがついて留学する場合でも、さっきと同じで、ずれる半年が無駄になるのか。
◆マスターでの留学もあるだろうが、多くはドクターでしょ。それはそれで措置が講じられている。なんで学部含めてそんなことをしないといかんのか。
◆Bむこうからの留学の場合、これはまったく制度とは関係ない。東大さんよ。あんたらが世界的な研究してれば、人は集まってくる、ただそれだけだ。
広瀬隆の本
◆前に書いた広瀬隆の本を画像を掲げて紹介しておきます。読み切っていないところが情けないところです。再
度、寝るときに読もうとしましたが、読み通していません。冒頭のところの二酸化炭素の排出で温暖化していると言うデマ意図的に流して「だましてやった、うっひっひ」みたいな気象関係者のメールが暴露されたと。結局、これはどういうことなのか。原発推進の論理を支える御用学者たち、ということになるんでしょうか。
◆地球の気象変動について、さまざまな要素が組み合っていることが紹介されている部分は、学問として面白い。むろん、寒冷化に向かっているとはいえ、都市部のエネルギー消費、つまり地球は大筋冷えていく方向にあるけれども、一方でエネルギー消費による加熱も、一定の気象現象が局所的に発生する程度に、自然のキャパを既に越えて進行していると言うことだろうか。
◆地球の気象変動について、さまざまな要素が組み合っていることが紹介されている部分は、学問として面白い。むろん、寒冷化に向かっているとはいえ、都市部のエネルギー消費、つまり地球は大筋冷えていく方向にあるけれども、一方でエネルギー消費による加熱も、一定の気象現象が局所的に発生する程度に、自然のキャパを既に越えて進行していると言うことだろうか。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。