人を幸せにする人になろう

2月25日

◆藤沢f3b8fdfa.JPG彰子さんがご自宅を引き払われるので、藤沢邸で宴を開くとの連絡がカミさんのところへ回ってきたとのこIMG_0255.JPGIMG_0254.JPGと。国公立大学の前期入試なので、あんまり声をかけていないらしく、心当たりに声をかけろと。う~む、26日に羽曳野の発表があるので、準備万端ならいいのだが・・・。
◆このブログを、もし京大考古学研究室関係者のみなさんで見られたら、適当に声をかけてください。どこまで声をかければいいのかわからんし、場所のある話で、大事(おおごと)すぎるのも問題だろうし・・・。
【追記】25日、カミさんとでかけました。ほぼ予定通り、11:30。全体で11人だったか。最後まで残った者で写真、菱田さんが帰る前に1枚、撮っておけばとかったですね。すいません。上は、お世話になった藤沢邸。昭和38年に大阪から引っ越してきたのだそうです。片付け途中の家の中をぐるりとご案内いただく。都出先生が下宿していた部屋など。あと、「いるものがあれば貰って」というので、コーヒーカップと写真の南米?中米?のおみやげだった人形をいただいて帰りました。

2月23日は磯長谷

◆修論・卒論試問もなんとかクリアし、院試第1日目も終わる。定期試験の採点がもうちょっとあり、あした成63908dfe.JPG績を必ず出さねば・・・。そして、院試第2日目が終われば、一息つける。息子は東京の私大2カ所の受験で月曜日に出て、火曜日と木曜日にひとつずつ終え帰ってきた。
◆来週は、23日に陵墓の立入りが予定されています。木曜日の午後に宮内庁から報道に資料提供があった。もしかすると、今日金曜日の朝刊にちっちゃく記事が出るかも。磯長谷です。来週は、ちょこまか、いくつか、なにかと予定が入っている。岡山も日をずらせてもらった。とにもかくにも23日を無事終えることと、26日向けの資料を作成して主催者側に渡すことが課題。ま、この土日でだいたいやっちまうことだ。
◆26日を終えれば、次は3月3日の和泉市史テーマ叙述編の考古研究会での発表と(とはいえ条里なのだが)、和泉市史紀要の入稿。その先は、某城郭の調査、そしてレキハクの発表、休ませてくれんな~。
◆3月末に、カミさんとはじめて海外旅行に行くことになっています。とはいえ、むこうが、なにやら地質関係の国際学会で発表するそうで、そのつきそい。スペインのジブラルタルの近くです。ま、地質屋のエクスカーションには行こうと思っているが、あとはとくに予定はない。そういや、松岳山というのもあった・・・、どうしようか・・・。

【朝日】
用明・推古天皇の陵墓、現地調査へ 宮内庁が許可
 宮内庁は16日、日本考古学協会などの考古・歴史学の16の学会に対し、調査のため、用明天皇の陵墓に指定している用明陵(春日向山古墳)と推古天皇の陵墓に指定している推古陵(山田高塚古墳)=いずれも大阪府太子町=への立ち入りを認める、と発表した。調査は23日に行われる。
 二つの古墳は、一辺が60メートル前後の方墳で7世紀に造られたと考えられている。同庁は学会に対し、2008年から陵墓への立ち入り調査を許可しており、今回が5回目。立ち入り時間は用明陵が約1時間、推古陵が約1時間30分。
 同協会理事(陵墓担当)の山田邦和・同志社女子大教授は「天皇陵が、前方後円墳から方墳へと変わっていく転換期の古墳。そのあたりをよく調査したい」と話している。



 

完全比例

◆こないだの2.11で紹介されていて、そりゃそうだ、と思ったのは、ドイツが完全比例代表制であるという点だ。地8a2cc000.JPG区割もないから、1票の格差の問題は生じないし、死に票も発生しない。少数政党が選挙区選挙でまったく歯が立たないという問題も解消できる。ほんとは全員、個人であるべきだが、そうもいかない現状の政党政治のなかで、民意をもっとも正確に国政に反映する方法だと思う(個人立候補も可として)。賛成!右は記事とはなんの関係もありません。音川音次郎です(真琴作)。

2.11集会にまた参加しました

◆ちょっと忙しいので、この日のことはいま詳しく書く気がしない。講演の話。全体的にわかりやすく、ためになるんだろうし、ためになった部分もあるのだが、自分の関心とばっちり一致というのではなかった。
◆370人近く集まって盛況であった。が、同じパイのなかで、講演の先生の話の内容が面白そうなら多くなり、そうでもなければ少ないのかなとも。つまりは広がりをあんまりもたないように思う。こんなことを書くとチェックされて怒られるかもしれない。席が足りなくなったので、大教組の組合のパイプ椅子を搬入したようで、終了後、片付けを手伝って、組合の部屋へ入った。そう、組合・・・。こういう集会を続けていることはエライもんだが、もっともっと共感を広げるようなものになっていかないとイカンだろう。組合が核になっているままでは、発展はないのではないか。難しいんでしょう。でも、講演内容にもそんな話があったではないか。既成政党はもはやダメ、もっと市民を基盤とするいろんな運動体、そういうものが国政をも動かすような活動が日本でもできるはずだと。決まった人が来る集会ではなく、もっと不特定多数を集めるようなものにならないものか。そのためには実行組織が旧来のままではだめなんだろう。
◆日の丸、君が代、今年の卒業式は、職務命令が下っており、起立して歌うかどうか、踏み絵が本格的に開始することになる。個人の思想信条無視という憲法違反、国旗国歌法になんの義務付けもないくせに学習指導要領という文部官僚の作文が法的根拠とされ、職務命令が出される。
◆高校教師のみなさん、もし不本意でも、大阪府の教育のために、立ち上がるだけ立ち上がって、したがっているような振りをしませんか。手ぐすね引いて戒告とかの文書を出すことを楽しみとしているヤツラに、愉快な思いをさせる必要はまったくないではありませんか。つまらんことで処分されるのはばからしいですよ。なんなら、校長に「不服だけれども、起立したが、思想信条は反対である」と文書を出してはどうでしょうか。学校としては、卒業式が粛々と進行すればいいだけの話でしょ。それにしたがうことはシャクでしょうが、「シャクです」と表明してはいかがでしょう。命令には違反していないわけですから処分の対象にはならんでしょう。
◆どうせなら、口パクで、「きみがあ~よ~~わ、そのうち、おわる、おわる、おわる、おわる」とか謳ってもいいんではないでしょうか(やばい発言・・・)。くれぐれもバレないようにしてくださいね。
◆そして、あなたがたがやるべきは、学校教育です。不本意でも、処分されるようなことを回避し、しっかりと高校生に向かい合ってください。その方がいいのではないですか。

大阪中央郵便局緊急シンポ第2段

◆緊急シンポジウム第2回《大阪中央郵便局の活用を考える 保存と解体を超え》
  日時
  2012年2月23日(木)18:00-21:00(開場17:30)
  会場  大阪・中之島デザインミュージアム de sign de > http://designde.jp/
  参加費 500円(資料代含む)
  定員  80名(申込不要・当日先着順)
  主催  大阪中央郵便局を守る会
◆プログラム
[報告]倉方俊輔(建築史家,大阪市立大学准教授)/納見健悟(あるく計画事務所共同主宰)/コメンテーター:松隈洋(建築史家,京都工芸繊維大学教授
[活用提案]前田茂樹(建築家,大阪工業大学講師)+倉方俊輔/中谷ノボル(建築家,アートアンドクラフト)+RIPS/DESIGNEAST実行委員会/コメンテーター:橋寺知子(建築史家,関西大学准教授)
[ディスカッション]進行:高岡伸一(建築家,大阪市立大学特任講師)/発言者:各発表者・コメンテーター,南一誠(芝浦工業大学教授・学長補佐)
◆この日はオレは無理。いや、18時ならなんとかなるか?。それにしても80人とは会場が狭すぎやしないか。会場がないのかもしれないが、平日やし、なんかそこの会場でやることに意義があるのかもしれないが。
2月24日に解体工事の入札!とのこと
◆大阪市の会議っちゅうのは、もう終わったんか?、ないのか?大阪市のHPをチェックすべし。諮問答申なく解体業務に進む、ってのはアリ?。郵政OBは動かんもんか!。

冠位12階

◆いきなりすいません。玄室規模ランキングは残るにせよ、前方後円墳共有システムにピリオドを打ち、新たな臣下の序列付けのシステムは必ず必要ですよね。推古朝に冠位制が導入されるのは必然ですね。

人生も既に折り返し点からだいぶ過ぎ・・・

◆日本の人口の推計値が出て、新聞にグラフが載っていました。そこに自分をあてはめてみました。ee154aac.jpg
◆さて、人口が減ることは悪いことではない。地球への負荷を下げるべきだ。が、日本の場合、バランスが取れていないことが問題。こういうのは、戦争があって、終了し、兵隊が帰ってきて子供ができ、高度経済成長のなかで3人キョウダイも少なくない時代から、今後、結婚しても子供は1人か2人、独身も多くなるという傾向は、大きく変化はないのだろう。戦争とか、農業人口が急速に低下することを含めた産業構造の激変期は終わったというべきか。
◆人口が減ると、いかに都市をコンパクトにしていくか、が課題。いますでに、空き家を公的につぶしていく条例制定の話を記事で読んだような気がする。肥大化した住宅地等をコンパクトにし、よりよい住環境を実現するための都市計画、ゾーニング等が求められる。河内平野に水田が復活することはないかもしれないが、しかし畑地にすることは有効だろう。
◆一方で田舎はどうするか。過疎化は止められまいが、放棄するところは放棄する、がしかし田地等はまとまって確保する。やっぱり食糧自給率を上げることを目標に、農業が儲かる職業である政策が必要だろう。
 

2月9日、堺市の現場を見る

◆百舌鳥古墳群の調査指導検討会。火曜日だったが雨で順延。仁徳正面の孫太夫古墳と西南隅位置の銅亀4cb8bdc9.jpg山古墳の確認調査。孫太夫古墳は、けっこう残りが悪い。裾部にU字溝が設置さa01c1462.JPGれていたり粘土取で削り込まれていたりで、墳端ははっきりしない。濠側の立ち上がりは何カ所かで確認できる。
◆大仙公園整備時に簡単な確認調査を経て周濠が作り上げられている現状だが、おおむね妥当ではあるものの、調査所見からすると修正も必要であるようだ。
◆一方の銅亀山。方墳!とされていたものだが、どうやら違うらしい。いま掘削中のトレンチでだいたい円か方が定まり、予定されているあと1箇所の調査区で、だいたいの決着はつくだろう。たいへん楽しみである。大仙というのは、周囲の計画的な陪塚の配置の点でも頂点に立つものといえよう。さすがは允恭!
 

去年飲んだワイン

◆カミさんの弟は某商社にいて、いまサンフランシスコだったかにいる。子供2人はかわいい盛りで、祖父母(とくにIMG_6523.JPG岳父は)はもう海外旅行もやめとこうかという年齢になりつつあるが、息子家族の海外生活を尋ねることになり、昨秋、渡米した。
◆その時のおみやげも、まあ、たくさんいただいたわけです。その中のひとつがワイン。ぜんぜん素人にはわからんが高いらしい。で、年末の頃に開けた時の写真。
◆年末に和歌山に行ったときには、弟家族は帰国して実家に帰っており、わたしは子供らの遊び相手をしていました。凧揚げも久しぶりにやりました。うちの子らも、小さいとき凧揚げをさせた。どちらかというと、子供をほったらかして、予備の凧糸を買い込み、つないで、見えないくらいの高さまで上げて、自分が楽しんでいたことを思い出す。
 

5末6初の古市末期の古墳の順序

◆白石科研本をもとにまとめると図のようになるようです。シラカ山の埴輪は、埴輪検討会の段階の位置づけをc4193345.jpg改め、今城塚よりも後に位置づけることは、いちおう共通理解にあるようです。ただ、安閑陵の須恵器はそんなに新しくないことは気になります。埴輪からここでいいということが確定するならいいのですが、そこそこの須恵器が出てきており、それからすると安閑陵でええんか?という気になります。
◆峯が塚も、報告書を図書館に寄贈してしまったので手元にないのですが、借り出して須恵器を点検しなければなりません。こないだ、近つで見た、周濠の調査で出土した杯蓋かと思われる天井部の破片は、ちょっと古いようにも見えました。
◆もはや、この準備にあてる時間はなくなりました、来週金曜日まで、採点と試問と院試で詰まっており身動きできず、18日からが勝負です。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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