人を幸せにする人になろう

葛城一言主神社

◆8月15日、この日、最後は葛城一言主神社、雄略の説話で有名なヤ8d820c95.JPG83fc349a.JPGツ。ま、神社がらみ、独立させて1カ所1記事にしているものの、勉強してないから、同じような写真のみ。書くことがない。ま、ひとつひとつ歴史があるわけだが、地名辞典でしらべるだけでも、やってられない。
◆ま、現地に行くことに意義を見いだそう。確かに、今は行って賽銭入れて願い事をして、写真をとってるだけ。もうすこし、ゆったりと見て、雰囲気を味わい、神社の歴史についてコメントしなくとも、何かしらの印象を書けるようなまわり方をした方がエエわな。

橋本の隅田八幡神社

◆かつて文化庁時代に来たことがある。保存処理の件で。いつも京奈和を通っているのだが、下りて行ってみb316a30c.JPGた。3bc46ccc.JPG境内には、巨大な人物画像鏡の祈念碑がある。

丹生官省符神社

◆これ慈尊院とセットで、高野山の入り口だそうである。史跡となっている「高野山町石」道はここから始まり180の町石が建てられているらしい。前に入り口まで来たように思うが、そのまま引き58448f7f.JPG369c5c63.JPG返したのかもしれない。手前に慈尊院があり、女人禁制の高野山に入山できない女性は、ここまで拝みに来るらしい。それと母乳が出ることを祈願するらしく、おっぱい絵馬というのが有名らしい。
◆丹生官省符神社、「官省符」だって、なんて名前だろう。そういう名前の荘園があったのだという。慈尊院の奥に階段があり、尾根上の神社に通じている。ともに世界遺産である。

かつらぎ市の蟻通(ありとおし)神社

◆こないだ浜村淳がしゃべってた。泉佐野市とかつらぎ市と田辺市にあるらしい。かつらぎ市の蟻通神社の看板bda862dc.JPGでは、天武朝の673年に唐の皇帝から無理難題を課せられ、無事に蟻を使って糸を通したということになっている。どうもいくつか話のヴァリエーションがあるようだ。浜村のラジオの解説では、姨捨と結びつけられていた。なにか、ベースになる史実があるのかどうか、定かでない。
 

津堂のリーフ原稿ができた

◆昨日18日、盆休みあけで出勤。津堂のリーフレットを作成する。前からアバウトやっていたので、イラレで測量83d80d71.jpg屋の図面を、考古の測量図用に加工する。これが本体なので、これができあがれcad6f770.jpgばできたようなものだが、文章、その他の図や写真も整えた。末永先生の航空写真の転載許可の書類も出した。9月はじめには印刷が上がるかな。
【追記:9月12日に納品されました。】

鞆淵八幡神社

dafc15ea.JPG惣村研究で有名らしい。
◆8月15日、田んぼに薬をまいてくれというので、ひととおりやる。それから自宅に帰りがてら、5箇所の神社巡りをしたわけである。
 

毛原・丹生狩場神社

◆長谷宮の、カミさんの実家に行く。一息ついてから、毛原の01d86bc1.JPG神社af8fa336.JPGに行く。
◆そのあと、みさと天文台に行く。カミさんが、ここでスペース=エンジニアリング=コンファレンスを開催しようとしており、天文台の人と話をするため。

ねごろ、岩出市民俗資料館

◆根来の現地で確認したいことがあったので行く。何を見たいか。改めて、調査地点のある尾根の状況を見て71759510.JPGおきたかった。いま、道が斜めに横切っている。イメージは北側が高く、南半はやや低く、その境で道がむかしから横切っていたんだろうと。
◆しかし、道の南側も十分に高い。そんなに低くなるわけではない。一定の高さの尾根が南にずっとのびている。そのなかで、いま道が横切っている地点は、広域農道の地点のように、やや谷が入っていたのかもしれない。絵図では、そこから蓮華谷川に橋がかけられているので、大門とならぶネゴロへの入り口として、尾根を切り櫓門を置いていたのかもしれない。
◆ついでに根来市民俗資料館に行く(はじめて)。ちゃんとした資料館ですね。和歌山県内市町村で、こうした資料館をもっているところは少ないだろう。ただ、岩出市の資料館で、岩出の歴史をひととおり扱っているんだけれど、根来についてはもっともっとボリュームをもたせられるであろう。所在地からして、ある程度、特化すべき。オープン時点までの調査成果を踏まえているのだろうが、根来寺旧境内遺跡について、どこまで調査されわかっているのか、最新の成果を学ぶことはできないわけだ。

日前宮(紀伊いちのみや)

◆ここは前から行きたかった。ニチゼングウ、と言っているが、ヒノクマであり、飛鳥檜隈の渡来人の一派が移a1d229c1.JPG住したんだ、みたいな話をどこかで聞いたが・・・
◆ここには、日前神宮と國懸(くにかかす)神宮が、完全に横並びでふたつある。以下、【ウイキ】。

日前神宮は、日像鏡(ひがたのかがみ)を御神体として日前大神を奉祀。國懸神宮は日矛鏡(ひぼこのかがみ)を御神体として國懸大神を奉祀している。神代、天照大御神が天の岩窟に御隠れになられた際、思兼命(おもいかねのみこと)の議に従い種種の供物を供え、天照大御神の御心を慰め和んで頂くため、石凝姥命(いしこりどめのみこと)を治工とし、天香山から採取した銅を用いて天照大御神の御鏡を鋳造しました。その初度に鋳造された天照大御神の御鏡 前霊(さきみたま)を日前國懸両神宮の御神体として、後に鋳造された御鏡を伊勢の神宮の御神体として奉祀されたと『日本書紀』に記されております。爾来、天道根命の末裔である紀氏(きいし)によって歴代奉祀され、両神宮の祭神が三種の神器に次ぐ宝鏡とされたために、伊勢の神宮に次いで朝廷からの崇敬も篤く、延喜の制には両社とも明神大社に列し、祈年(としごい)、月次(つきなみ)、相嘗(あいなめ)、新嘗(にいなめ)の祭祀には天皇から幣帛(御供)を賜るほどでありました。また古くから紀伊國一之宮として一般の人々からも崇敬をあつめ、両神宮の総称を「日前宮」(にちぜんぐう)とし、親しみをもって呼ばれています。

◆秀吉の天正の兵乱により境内荒廃、社領没収。紀州藩初代藩主、徳川頼宣が社殿を再興。明治4年、官幣大社。大正8年、国費による境内建物すべての改善工事、いまに至る、とのこと。
◆印象、完全な左右対称で、2社が並び建つのが面白いと思った。

和歌山県立博物館

◆8月13日、土曜日、出勤。なにかとゴテゴテやった。22時前、和歌山へ向かう。この日、カミさん、智弁和歌56394b45.JPG山3期生の、年1回の同窓会。盆でのカミさんの実家への里帰りもあり、和歌山で宿を取り、翌日、紀美野町へ行くことにする。
◆9:30開館の和歌山県立博物館へ行く(近代美術館とセット)。はじめてだ。図録の解説によると、県立美術館がまずでき、博物館が次にでき、全面的な建て替えを経て、リニューアルオープンしたのが1994年らしい(バブルの産物なんでしょうね)。平成6年か。カミさんは、旧博物館を含めて来たことがないらしい。
◆まあ、ちゃんとしている。100円でコーヒーも飲めた。各地のいろんな情報も集まっている。入館料が、節電のため(?)半額の140円!。通常でも280円!、で常設展示が楽しめる。どんどん和歌山県民に来てほしいもの。しかも、県内の高校などとのジョイントイベントや、いろんなコーナー展示などもやっていて、スペースを利用しての試みを積極的にやっている様子に好感を覚える。
◆常設展もちゃんとしている。特展会場では、江戸時代の絵画をやっていて、とくに天保期の、和歌山城下の200あまりの職の人々を描いた絵巻が面白かった。
◆2階はちょっと贅沢な空間で、学習スペースなど。だが舘蔵品も多くあるだろう、できるだけ、惜しまず並べてほしいものだ。1階の常設展で、通史的な学習はできるが、あと幕末の台場があってよいし、友が島の要塞施設などにも言及がほしい。1994年の新博物館のオープン以来、基本的にそのままなんだろう。図録を含めてリニューアルを希望する。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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