人を幸せにする人になろう

今城塚は剣菱形?

39c651cb.jpg◆できあがった前方部。なお中央部がやや突出していますね。墳端は出たのであろうか。葺石は?。毎年の発掘の成果をまとめたカラー冊子を見ればわかるのだろうが、全部はそろっていない。
◆整備のための補助事業での発掘調査、調査は進められ、整備は完了しても、報告書が未完であるものはザラ。今城塚の場合も、前方部は直線だったということになっている。が、実際には、直線に整備し切ることはできていない。そのへん、外部者には未報告段階ではなんともいえない。
◆今城塚の整備で、裾部は葺石風の部分復元で、その上は植生土嚢と聞いている。こういう裾部表現と宮内庁の洲浜工法あるいはフトン篭とどっちがいいと思いますか。オレは、墳端を明らかにし、墳丘斜面を図上で復元した上で、実際の汀付近の表現はこうした復元的手法で雰囲気を出すのがいいとは思うが、どうだろうか。
 

この記事にコメントする

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

この記事へのトラックバック

この記事にトラックバックする:

プラグイン

カレンダー

09 2024/10 11
S M T W T F S
1 4
6 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

バーコード

ブログ内検索