人を幸せにする人になろう

48歳

◆48になってしまいました。辰年生まれ。次は還暦か・・・。その前に50の大台が近づいている。
◆3月22日。この日、重点研究の成果報告会および外部評価(岸本美緒さん)。まったくどたばたで、午前中、地図をインデザインを貼り込んで資料を作る。やっていて、この仕事も、ちゃんと金をかけてやれば、けっこういい成果になるという確信をもつに至る。「絵図・地図に見る都市大阪」とでもいうべきもの。
◆で、この日しかないので追いコン+今年度ご苦労さん会をセット。卒業生(実は明日385da695.JPGの卒業式のため来ていない)+3回生、バイトで来てもらっている木建さん(今年、結c075b89e.JPG婚)、高島さん(就職が決まり今日まで)。それに条里の仕事をやってもらっている濱道君もさそったが来れず。あとはOB白井君。総勢8人で、四ツ橋のベトナム料理屋「チャオルア」に行く。
◆思えば、昨年の追いコンがタイ料理屋で、そのあと、モンゴル料理屋、飛田新地ときて、今回はベトナム料理屋。生春巻きはじめ、いろんな食べ物が、食べ放題で、小鉢をならべ、しあわせである。ベトナムのビールで乾杯。オレはそのあと、ベトナム酒のお茶割りというのをずっと呑んでいた。
◆終盤、サプライズあり。その日、オレの誕生日やとぽつりと言ったので、ケーキが出てきたのである。その場で切ってみなで食べる。
 

いよいよ市大も

◆教授会で府大・市大のやりとりが紹介された。橋本市長は、市大の文系は覚悟しておけ、とか、既存のものを活用し、ではなく1から作れ、などとハッパをかけているらしい。ま、この話はここまで。これまでに市大が果たしてきた役割があるだろうに。
◆前から書こうと思っていたことですが、ツイッターで、瓦礫を受け入れないエゴに対し、憲法9条のせいだ、と発言しているらしい(新聞報道)。むちゃくちゃですわ。何が?、どこが?、そのこころは?。そんなことを詮索してもはじまらない。要するに、押しつけ憲法、自主憲法制定、再軍備、原子力開発は中曽根が公言しているように原爆をもつため、という自民党とまったく同じ、ということ。賢いから公的な場では発言しないのだろうが、その精神が那辺にあるかがわかる。むろん、憲法の精神から、そうした思想信条の自由は認める。ここから先が問題。実際に何をしようとするのかと、それがキチンと議論され、妥当な結論が出るのか、民主主義が問われているわけである。

竹下景子から檀れい へ

◆しばらく前から、近鉄の、お伊勢さんはじめ、近鉄沿線の観光ポスターが、竹下景子から檀れいへ移行している。それIMG_0319.JPGだけです。ちゃんちゃん。
 

2012年3月20日、歴博発表クリア

◆終わった。まあ、やりたいことは明確なのだが、あとは原稿を書くのみ。9月〆切、査読に半年、平成25年度上半期0810e767.jpg刊行だそうである。原稿化のためには、調べなあかんことが山盛りだが、まあ、この原稿はしっかり書きたいもの。
◆明日、3月22日は、重点研究の成果報告会。大阪の絵図や地図をいじっているが、間に合いそうもない。ま、明日の午後の発表前、午前中が勝負である。

ここんとこ

◆3月18日、日曜日だが、大阪市の会議。なんの会議かは伏せておこう。そのあと、加古川へ。日がなく、この日、和IMG_0313.JPG歌山に行き、加古川に行くことになっていた。オレは午後から合流し、正月以来の実家IMG_0316.JPGへ。0時に出て、国分に帰る。
◆翌日の19日と20日が歴博の共同研究の最終研究会。すこぶる天気はいいのだが、富士山を見ようと思っていたが、駿河の国は曇っていた。月曜日午前、自由席で十分に座れる。20日の自分の発表の準備をする。いつも品川で降りて京葉線に乗り、船橋で京成に乗り換える。ちょうど13時に着く。
◆初日終わり、インド料理屋で懇親会、そのあとカラオケ屋へ。最初はあんまり曲が入らなかったので、けっこう自分で入れて唄う。世代が近似しているので、カラオケもまた楽し。設楽さんの「オレの講義を聴け!、5分でいいから」というのが最高だった。さて、いまから、明日の準備の最後のところを仕上げるか・・・
 

道明寺天満宮の梅

005.JPG◆3月10日の写真。もう梅祭も翌11日でおしまい(有料期間)という時期だったが、今年は遅く、この時も、まだ満開前、七分咲きくらいか。

土器研究のゆくえ

◆歴博の準備をしています。弥生時代後期の土器編年、そのあとの土師器の編年、乱立して定まることなし。素67a2d386.jpg人には到底理解不能。まして市民をや。まだ土師器は畿内において、一応の対応関係はとれてるらしい(布留0の問題はあるが)。が、弥生後期ってどないなってんねん。大和だ。寺澤と藤田の編年があると、それぞれ同じような名前やし、いったいぜんたいどのように対応してるんだろうか。なにか文献があれば教えてください。大和の基準資料の本を読めば書いてあるのかな。こんな状態なのだからだろうか、赤塚次郎の考古資料大観の対応表にも、大和の弥生後期土器編年は欠落している。右図でも、てんでわからんので、仮に置いているのみ。
◆どうしようもない。河内との対応は?『みずほ』をひっかきまわさなアカンのか。載ってればいいが、書いてあるのだろうか。いったいぜんたい弥生土器はどうなっとるんや。むろん、難しいんでしょう。扱ったことのない者が口をはさむべきではないかも。が、地域差はあるし、極論すれば遺跡ごとの様相差もあり、良好な資料がえられた発掘ごとに編年案が乱立する。対応表が厚みを増していくのだろうが、そうした対応表の整備さえキチンとすれば、このままの状態でいいのだろうか。考古学の資料把握として妥当なんだろうか。精緻さの一方で、大括りしていかないとイカンと思うが、それぞれが自身(自信)の編年案を墨守しているようにも見える。
◆考古学研究の先端はそうならざるをえないのだろうか。そうじゃないように思う。先端は実に細かな議論をやるのはいたしかたないだろうが、果たして理解が進んでいるのだろうか。方法論的にやむをえないのだろうか。外から見れば、ぜんぜん市民の理解をえることはないと思う。それだけではなく、後継者も生まないのではないか。容易に近づけない世界として孤立していくのではないか。
【追記】反論があるとの意見をいただきました。わたしの現況不足のようです。改めてまた。」

2012年3月17日、古代を偲ぶ会

◆やれやれ。16日でなんとか資料を作る。プロジェクターを用意してもらっていたが、パワポを作ることは不可能。当dc6e5fa7.jpg日、朝、なんとか資料を完成させ印刷し、綴じ終える。午後2時開始にむけて大学を出るまで2時間できたので、3月20日の歴博での報告会用資料を作成し始める。共同研究の成果報告書にむけての構想発表会。さてどうなることやら。
◆古代を偲ぶ会は、「倭の五王の奥津城を推定する」というタイトルを与えられた。そこで10基の古市・百舌鳥古墳群の倭国王墓の被葬者を名指ししてみた。こないだの2月の発表をやったので、軽里大塚やボケ山まで含めて、ほぼ一定の見解に到達し、それを洗いざらいしゃべる良い機会であった。パワポがないので、口勝負、ま、なんとか難しくなく退屈しないように、わかりやすくしゃべれたと思う。どう受けとるにせよ、オレがどう考えているかという話は理解してもらえたのではないだろうか。

戦後の大阪砲兵工廠跡の写真

◆3月7日の朝日新聞に掲載された1954年の写真。8月14日の空襲で大勢の工員が死んだことはよく知られている。5f79c85f.JPGまた、そのあとも手がつけられず、戦後9年経った時の写真であるが、まだこの状態だっb09cd681.JPGたわけだ。公園化が完成したのは1970年という。朝日さん、勝手に使ってすいません。
◆これはまだ戦後だが、古い写真はなかなか味わい深い。いまとなっては想像できないような、かつての景観。前にも書いたがこうした写真を、どんどんパネルにして、博物館は掲示すべきだ。それだけでなく、博物館の外でも、いろんな壁面が利用できるはずだ。前から思っていることだが、たとえば大阪歴博、地下鉄谷町線の地下道の壁面、博物館方向の出口への通路など、なんぼでも壁面はある。そこに大阪の歴史を語るこうしたパネルを掲げれば、なかなかいい導線になると思うのだが。交通局が民営化したところで、地下道は大阪市の所管では?。博物館への導線自体を博物館の延長として利用できるだろうに。
 

2012年3月15日、3日目

◆最終日。岸本・小西・竹内・道上・山田の5人。C地区西側およびB地区をひととおり歩く。
◆いちおう、当初考えていた範囲についてひととおり踏査した。できるだけ早く記憶の新しいうちにメモを整理し所見をまとめておく必要があるが、ひとまずコースをまとめ、写真のカットを記入するところまではやった。明日、やってしまうに越したことはないのだが、ちょっと無理。土曜日のシャベリと、歴博の準備にかかる。
◆おりがたいことに天気にめぐまれ、写真は木漏れ日でなかなかシンドイが、ほんとうによかった。直前はどうなるかと思ったが、急に話を振ったみなさんを含め、参加いただいた方々に感謝。対応いただいた方々にはほんとうにお世話になった。きちんと報告書にまとめるまで責任をもってやらなければならない。いまのところ、最終年度に報告書を刊行し、年々の成果を『ヒストリア』にまとめることは予定していない。が、事業報告は簡単に掲載するつもり。4月号に描けるかな・・・。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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