人を幸せにする人になろう

久津川座標

◆造り出しは、別途、造り出しの角度にあわせて局地座標を切った。しかし、 今後は墳丘各部を調 査継続していく上で、車塚古墳の主軸にあわせた車塚座標を設定する必要がある。玉手山古墳群もすべてそれでやってきた。今日では、座標換算も、画像上の座標の切り直しも簡単にはなっているが、やはり基本的には古墳座標を設定する方がいいと思っている。このへんは試行錯誤です。
◆数日前の画像をバージョンアップしたものを示します。これ車塚座標を切ったもの。車塚の場合、以下のように設定する。推定中心点の座標を求める。現状での墳丘の主軸を見定める。その振れは国土座標に対して11.1度。そして先の推定中心を、すべてプラス数字にするため(X300/Y200)になるようにする。測量時には、国土座標のXー250,000およびYー20,000は省略し、メートルは100ケタでやってきた。なので、
◆局地座標x=国土座標X*0.9813(cos11.1)+国土座標Y*0.1926(sin11.1)+1199.958
◆局地座標y=国土座標Y*0.9813(cos11.1)-国土座標X*0.1926(sin11.1)+223.427
◆ちなみに掲げた図では陸橋を推定してみた。とはいえ、この遺構、陸橋? 、造り出し?、出島状 遺構?、などさまざまな見解がある。確定は次年度の課題になりそう。わたしは陸橋と思っている。仲津山・女狭穂塚も、ほぼ同じ位置に陸橋がある。水鳥がいます。
〔追記〕久津川座標は用いるが、そっちが表でなく、国土座標を基本にする、ということにしたい(170821)。

プラグイン

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
8 9 10 11 12
14 15 17 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

バーコード

ブログ内検索