人を幸せにする人になろう

飛鳥資料館でヒョウ素沸墓の輪鐙を見る091121

◆飛鳥資料館の展示に行く。感激です!三燕の馬具をしげしげしげしげと観察した。ヒョウ素沸墓03464f0e.jpgはいまなお基準資料である。あの輪鐙、断面三角形、いやもっと緻密な多角形だが、金銅板貼りの馬具、木質は遺存していないのだろうから、修復した人工物なのだろう。ほかにも三燕の鞍もある、鏡板もある。見たいと思っていたものばかり。
◆遼寧省の博物館さん、すいません。勝手に画像を使います。思いっきり荒くしてますので。
◆新開や行者塚など、関連資料もならぶ。午前だったからか、思ったより人は少ない。午後はきっと人は増えるだろうが、マニアックかな。こんなん、なかなか見れないよ。もう1回は行きたい。
◆それと、常設展が半分、きれいになった。10年一日の古い展示のままだったが、ようやっとパネルを貼り替え、新しくなっていた。だけど半分。飛鳥寺の塔心礎のところは、ガラス玉など、ぶらさげていたものが切れたのか、はずされブランクのまま、というのも・・・。
◆博物館に勤務したことはないけど、いまはパソコンもプリンタも便利だし、なんでもコーナンに行けば、材料が売っている。予算が付かなければ何にもできないということはないと思う。パネルを打ち出して貼ったらいいんと違うの。なんでやらないのだろうと思う。これは飛鳥資料館ばかりではもちろんない。30年前のパネルそのまま、というのを見かけると、人がいないのか、いてもやる気がないのか、と思ってしまう。研究するのが忙しいのか?その前に博物館の学芸員だろう、とも。

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雲楽
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男性
誕生日:
1964/03/22
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大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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