人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
缶チューハイを飲みながら
◆03月04日4時をまわった。03日、仕事もまあまあ片付き、家で、最終的な科研費、その他2つの外部資金についても、だいたい執行予定が立ち、今年度のケリがつけられる状態になり、ホッコリ酒でも飲もうかと、缶チューハイを飲みながらブログを書いている。カミさんは宮城県に出張し、数日は息子と2人である。
◆俵真智の短歌に、有名な缶チューハイの歌があるが、まあ2缶行くまで寝ている場合が多い。コンビニで148円×2=約300円で幸せになれるのである。明日もあるが、明日は明日。
◆月曜日だったか、北條さんのブログをのぞいた。長い・・・。で、まあ協会の報告書の移管についてはよしとして、2009年5月の協会でのC14による箸墓の年代に関する記事をちらりと。で、新納さんが考古学研究に書いたものがあると知り、見てみる。問題の所在はよくわかったし、慎重な発表をすれば良かったのに、という見解もそのとおりだろうと思った。だが、結論は、東田大塚の年代を介して、布留0と布留1を270年のボトムを介して両側に位置づけられる蓋然性は高いように見える。間違ってるかな・・・。けっこう、いい線ではないかと思うが。
◆俵真智の短歌に、有名な缶チューハイの歌があるが、まあ2缶行くまで寝ている場合が多い。コンビニで148円×2=約300円で幸せになれるのである。明日もあるが、明日は明日。
◆月曜日だったか、北條さんのブログをのぞいた。長い・・・。で、まあ協会の報告書の移管についてはよしとして、2009年5月の協会でのC14による箸墓の年代に関する記事をちらりと。で、新納さんが考古学研究に書いたものがあると知り、見てみる。問題の所在はよくわかったし、慎重な発表をすれば良かったのに、という見解もそのとおりだろうと思った。だが、結論は、東田大塚の年代を介して、布留0と布留1を270年のボトムを介して両側に位置づけられる蓋然性は高いように見える。間違ってるかな・・・。けっこう、いい線ではないかと思うが。
娘がアメリカに旅立ちました
◆03月03日、関空から出発した。まだ飛行機のなかだろうか。友達と行くので、行きは何もしないが、帰りは迎えに行く予定(25日)。レンタルしたスーツケースに荷物を詰めていた。うちにはあんまり大きなものはなく、カミサンはしょっちゅう学会で外国出張をしているが、いつも小さな荷物で行く。
◆ホストファミリーからメールが来ているらしく、英語でメールのやりとりをしているらしい。家に馬がいるらしく、乗馬ができそうと喜んでいる。あっという間に時間は過ぎるだろう。
◆ホストファミリーからメールが来ているらしく、英語でメールのやりとりをしているらしい。家に馬がいるらしく、乗馬ができそうと喜んでいる。あっという間に時間は過ぎるだろう。
大阪府の鏡集成
◆今年、別の研究費をもらって、大阪府下出土の鏡集成のための資料収集をやっている。まったく進み具合はよくないが、下垣君にデータをもらい、画像をスキャンし、レイアウトし、自分で撮影したらそれを置き換えて、フルカラーで作ろうとしている。
◆むろん、出版までいくまでにはまだまだ。研究費も刊行までを謳って、またまった額をもらったわけではない。ささやかな資料調査と、謝金くらいである。すべて今年度撮影を済ませるというのはまず無理であるが、いいところまでは済ませ、ほぼレイアウトは済んでいる、という状態にしたい。残る部分の新撮が終われば印刷にかかれるという状態までもっていくというのが目標である。年度が押し迫り、ぎりぎり作業を進めている。
◆兵庫は県史考古資料編でやった。京都府もヨシクニさんが作った。大阪は野上さんが泉北で展示をやり、図録を作ろうとしていたが、そのままで、いまだにそういう図録はない。それを作ってやろうというもの。
◆思い起こせば、野上さんとの出会いも、この展示だった。京大に写真提供などの依頼に来られ、それが初対面。わたしは鏡をやっていたので、「これ傾いています」みたいなことを言った。で、噛みつかれたわけだ。「きみは失礼だ!」と叱責され、カンカンになって・・・。で、あとから、お詫びの手紙と銅鐸の図録が送られてきたのを覚えている。
◆刊行がいつになるかはわからんが、今年度、残り期間でいけるとこまでいこう。
◆むろん、出版までいくまでにはまだまだ。研究費も刊行までを謳って、またまった額をもらったわけではない。ささやかな資料調査と、謝金くらいである。すべて今年度撮影を済ませるというのはまず無理であるが、いいところまでは済ませ、ほぼレイアウトは済んでいる、という状態にしたい。残る部分の新撮が終われば印刷にかかれるという状態までもっていくというのが目標である。年度が押し迫り、ぎりぎり作業を進めている。
◆兵庫は県史考古資料編でやった。京都府もヨシクニさんが作った。大阪は野上さんが泉北で展示をやり、図録を作ろうとしていたが、そのままで、いまだにそういう図録はない。それを作ってやろうというもの。
◆思い起こせば、野上さんとの出会いも、この展示だった。京大に写真提供などの依頼に来られ、それが初対面。わたしは鏡をやっていたので、「これ傾いています」みたいなことを言った。で、噛みつかれたわけだ。「きみは失礼だ!」と叱責され、カンカンになって・・・。で、あとから、お詫びの手紙と銅鐸の図録が送られてきたのを覚えている。
◆刊行がいつになるかはわからんが、今年度、残り期間でいけるとこまでいこう。
「ますたに」のラーメン
◆今日、帰ると、ラーメン作って食べてと・・・。はい。これが「ますたに」のラーメン。実は、京都で7年暮らした北白川の下宿の、隣の隣がこのラーメン屋だった。うちの下宿屋のおばさんも、ここで働いていた。通っていた、というほどではないが、時々は食べに行っていった。むろんうまい。
◆たしかに昼は表に人がならんでいた。店は狭く、カウンターと、奧に座敷があり、みな相席で食べては出て行く。それが生ラーメンとして商品化されているわけだ。「一度は食べてみたかった日本の名店」シリーズにあげられているらしい。まあ、うまい。だが、店で食べていたヤツは、すこし違うような感じがする。
◆あの下宿を引き払ったのが1991年3月だから20年か。1度だけそのあと行った記憶があるが、最近は京都に行くことがないので、「ますたに」はとんとご無沙汰である。カミさんとは、「ますたに」のラーメンと、天王町のコーヒー屋に行きたいと、ずいぶん以前から話をしているものの、行く機会はいまのところない。
◆たしかに昼は表に人がならんでいた。店は狭く、カウンターと、奧に座敷があり、みな相席で食べては出て行く。それが生ラーメンとして商品化されているわけだ。「一度は食べてみたかった日本の名店」シリーズにあげられているらしい。まあ、うまい。だが、店で食べていたヤツは、すこし違うような感じがする。
◆あの下宿を引き払ったのが1991年3月だから20年か。1度だけそのあと行った記憶があるが、最近は京都に行くことがないので、「ますたに」はとんとご無沙汰である。カミさんとは、「ますたに」のラーメンと、天王町のコーヒー屋に行きたいと、ずいぶん以前から話をしているものの、行く機会はいまのところない。
1人あたりのGDP
◆GDPが中国に抜かれたという報道があったが、人口がちゃうんやから、比較が公平ではない。1人あたりのGDPで比べるべきですよね。で、調べた。が、為替レートベースだと、円高・ドル安とかに大きく影響されてしまう。なのでPPP(購買力平価)という指標が考えられているらしい。
◆いずれにしても、日本は17位・18位らしい。バブル期は6位くらい(為替レートベースで3位)で、1位はルクセンブルク、2位はノルウェー、3位アメリカだそうだ。アイルランドは急上昇して4位。
◆別に中国はまだまだだとか、日本が勝っている、などということを言いたいわけではない。
【追記】韓国は、サムスンやLGや現代など、大きく成長しているが、03月03日のテレビによると、非正規雇用が6割を越し、希望のもてない若い層が増加し、自殺率も多く、確かに1人あたりのGDPは24位だけれども、それは成功者の押し上げであって、国民のみんなが豊かになったわけではないらしい。 KARAの給料が月数万円という報道もあった。KARAがヒットし儲けても、事務所やモロモロが彼女らを搾取しているわけだ。韓国の経済成長がすごいと喜んではいられない。これはIMF危機以降、急速に進んだという。結局、格差の拡大ということのようだ。そして、日本もそれを追っている。1人あたりの GDPはあくまでもひとつの指標に過ぎず、所得の分布状況が問題なのである。
◆いずれにしても、日本は17位・18位らしい。バブル期は6位くらい(為替レートベースで3位)で、1位はルクセンブルク、2位はノルウェー、3位アメリカだそうだ。アイルランドは急上昇して4位。
◆別に中国はまだまだだとか、日本が勝っている、などということを言いたいわけではない。
【追記】韓国は、サムスンやLGや現代など、大きく成長しているが、03月03日のテレビによると、非正規雇用が6割を越し、希望のもてない若い層が増加し、自殺率も多く、確かに1人あたりのGDPは24位だけれども、それは成功者の押し上げであって、国民のみんなが豊かになったわけではないらしい。 KARAの給料が月数万円という報道もあった。KARAがヒットし儲けても、事務所やモロモロが彼女らを搾取しているわけだ。韓国の経済成長がすごいと喜んではいられない。これはIMF危機以降、急速に進んだという。結局、格差の拡大ということのようだ。そして、日本もそれを追っている。1人あたりの GDPはあくまでもひとつの指標に過ぎず、所得の分布状況が問題なのである。
写真が出てこず・・・
◆今日は国公立2次前期。入構許可をもらい、研究室で仕事をしている。和泉市史の寺院の原稿の書き直しを終え、挿図のリスト作り。だが、坂本寺の軽寺式の、いちばんいい写真が出てこない。図面からすると、近つに大阪府調査分でいちばんいい須恵質のヤツがあるはずで、写真を撮ったはずだが・・・。【追記:違った。現在の禅寂寺保管分の瓦だ】
◆もうフィルムを捨てようと、年度末などにすこし金があるとフィルムスキャンをしてきた。だが、デジタル化したのはいいが、それをきっちり整理するところまでいかない・・・。また、もともとデジタルなものも、外付けハードディスクが壊れたことがあり、復旧に出したが復元できなかった画像もある。
◆で、またフォトCDを見直していると、こんな写真が出てきたので挙げておく。楯築の給水塔の上でのヒトコマである。
◆もうフィルムを捨てようと、年度末などにすこし金があるとフィルムスキャンをしてきた。だが、デジタル化したのはいいが、それをきっちり整理するところまでいかない・・・。また、もともとデジタルなものも、外付けハードディスクが壊れたことがあり、復旧に出したが復元できなかった画像もある。
◆で、またフォトCDを見直していると、こんな写真が出てきたので挙げておく。楯築の給水塔の上でのヒトコマである。
津堂城山古墳の測量
◆津堂城山について、前から測量したいと考えてきた。今年度、採択された科研費に津堂の測量も入れておいた。墳丘はガタガタだが、都市計画図ではなく、現状図をちゃんと作りたい、と。立木も少なく、学生の実習にはもってこいだと思っていたが、いまに至った。で、研究費の残額で、レーザースキャンで、いけるところまでいくことにした。
◆共和さんに見積をもらい、藤井寺市にも了解をもらった。なんとか、3月に計測作業ができそうである。業者に依頼したのは内堀以内5万㎡。だが既に道路や宅地になっている堤、外堀、外堤もある。完成形態としては、それら全体を含めた図に最終的にすることが望ましい。さらにいえば、現状図のみならず、開発前の空中写真などから、以前の姿の図も作れないかとは思うが、一気にはいかない。まずは内堀以内の部分についてやっつけよう。
◆測量図をちゃんとつくって、発掘調査地点を落とし込んで、共有できるデータを提供したい(点群データなども、こんど作るホームページにアップして、誰でも使ってもらえればよい)。第一義的には藤井寺市さんに、今後の調査や活用に役立てていただければいいし、みなそれを使って研究してくれればよい。
◆うちとしては、これまでに確認されている遺構、出土している埴輪、埋葬施設、宮内庁にある副葬品もすべてまとめ上げて報告書を作るのが夢である。既に今年度、鏡については写真撮影に行った。その他の副葬品も、それぞれのプロに先端的な観点から検討してもらい、ホムダワケ墓について、総合的に研究してみたい。
◆共和さんに見積をもらい、藤井寺市にも了解をもらった。なんとか、3月に計測作業ができそうである。業者に依頼したのは内堀以内5万㎡。だが既に道路や宅地になっている堤、外堀、外堤もある。完成形態としては、それら全体を含めた図に最終的にすることが望ましい。さらにいえば、現状図のみならず、開発前の空中写真などから、以前の姿の図も作れないかとは思うが、一気にはいかない。まずは内堀以内の部分についてやっつけよう。
◆測量図をちゃんとつくって、発掘調査地点を落とし込んで、共有できるデータを提供したい(点群データなども、こんど作るホームページにアップして、誰でも使ってもらえればよい)。第一義的には藤井寺市さんに、今後の調査や活用に役立てていただければいいし、みなそれを使って研究してくれればよい。
◆うちとしては、これまでに確認されている遺構、出土している埴輪、埋葬施設、宮内庁にある副葬品もすべてまとめ上げて報告書を作るのが夢である。既に今年度、鏡については写真撮影に行った。その他の副葬品も、それぞれのプロに先端的な観点から検討してもらい、ホムダワケ墓について、総合的に研究してみたい。
辛亥の変を考えている
◆このところ、ついつい辛亥の変のことを考えている。すべてすっきりさせたい、というのが目標。没頭したいがそうもいかない。セーブしながら、だけども4月の現地見学検討会にむけて、考えを重ねたい。
◆昨日、誉田御廟山の事後検討会に西田孝司さんも来ておられ、午前中の見学コースについて、いろいろと考えていただいているようであった。ありがたい限りだ。西田さんすいません。ちゃんと打ち合わせをします、もうちょっと待ってください・・・。
◆昨日、誉田御廟山の事後検討会に西田孝司さんも来ておられ、午前中の見学コースについて、いろいろと考えていただいているようであった。ありがたい限りだ。西田さんすいません。ちゃんと打ち合わせをします、もうちょっと待ってください・・・。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。