人を幸せにする人になろう

かと思えば京大コウコケン

◆R大学W氏から、同窓会をHQ氏がやりたいと言っている、という話はこないだから聞いていた。で電話がかかってきて、来週、打ち合わせがあるのだという。修論試問の前でアチァーと思いつつ、「行きます!」と快く返事した(あかん歯医者の予約を変更せな)。HQ氏は1960年入学で都出先生と同期、市大では長山さんが同期になる。で、当時の宇治の教養キャンパスで、考古学研究会は産声を上げたわけである。4期下の昭和39年1964年入学が亡くなった鎌田元一氏である。
◆HQ氏、そして1983年に入学した時、OBで世話を焼いてくれていたのがT大学のI氏。甲陽学院閥みたいなもんがあり、高井悌三郎先生門下で、兵庫県下の寺院の発掘調査にサークルで参加することが多くなる。自分が入ったときは、もう終わっていて(前年が加西市の繁昌廃寺)、三ツ塚廃寺の窯跡の現状調査には行ったが発掘はなかった。われわれの時代は、1974年度からだったかに始まった、岩倉の窯跡の分布調査の時代であった。1回生の時に、皆越2号窯だったかを見つけ、脇のお宅の方から声がかかり、山道で切られた崖面に露出する灰原から採集されていた多量の須恵器片がどっさりやってきて、いまT大学のK氏が岩倉須恵器の編年案をその年の『トレンチ』第35号にまとめる。われわれが主力となる2回生(サークルは専門に上がる前の2回生まで)の時は、もう資料は十分で、現地測量を始めた。いまから考えれば国有地を含めて勝手にやってました・・・。『トレンチ』第36号はそれが中心。それでもって、前にも書いたかもしれないが、遺物を採集してきたOBら張本人は、われわれに『嵯峨野の古墳時代』に続く正式報告書を出せと。えらそうに・・・。まあ、それをやったわけですね。奈文研に入った年まで刊行はずれ込みましたが。
◆あかん、思い出話を書いている余裕はないはず。そんなんで、HQ氏を知っているくらいの範囲の中で(その下限がオレということか)、OB会をやることになりそうですね。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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