人を幸せにする人になろう

トヨタ

◆円安もあり至上最高益を更新。でも本社でも、いったいどんな割合の非正規雇用者がいるのだろうか。かなりの割合だろう。社長初め正規職員のボーナスはすごいんでしょう、ウハウハなんでしょう。一方で、下請けの部品会社には、単価を下げろという要求を引っ込めたくらいなんだって。なんの恩恵もないという。これぞピケティですやん。資本の論理。やねだんなら、その収益を分配するだろう。いやそのまえに、身にあった程度しか仕事を広げないだろう。いくら利益があっても、限られた人間の収入増しか図らず、やれ将来への施設建設やら、取っておく分がいるだの、いまはそうでもと、利益は自分ら以外には分配しない論理。政府はしかし法人税を下げるという。
◆別の話だが、経済学者って何してるんですかね。なんで『21世紀の資本』が書けないんでしょうか。たぶん、政府みたいな経済発展路線の研究と、不公平・格差拡張、それに対する対応策みたいな研究をする人と、きれ~に分かれるんでしょうね。そして後者は日の目を見ない。で、前者のようなものを志向する者が増えているんでしょう。
◆そう思うと、国債が暴落して日本経済がめちゃくちゃになるのもいいのではないかと思ってしまう。それでも、変わりなく列島各地に人は住み続け、米を作り食って生きていく。そんなんがあっても影響を受けない社会は、別にどおってことなく続いていくだろう(農業県は強かろう)。戦争よりはよほどましである。インフラもなくなるわけでなく、人材もなくなるわけでない。敦賀市など、原子力の補助金に頼っているところは、たちどころに廃墟になればいい。しかし、そこでも人はたくましく生き続けるだろう。身にあった形で。
◆さて博物館概論のレポートを読もう。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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