人を幸せにする人になろう

宝来山型前方後円墳

◆あれこれ各地の前方後円墳の型判断をこれまでやってきたが、体系的に進めてはいない。いつ、何についてやったのか、まったく記録もしていない。やっていて忘れているものも多い。
◆ここいらで、ひとつひとつ資料化することを、と考えている。これも終活です。こないだ群馬についてやったデータから、整理作業をちょっとずつやりたいもの。で、朝子塚があまりにもきれいに宝来山と重なった(左)。
◆宝来山型の坊の塚を再度挙げておきます。黄:坊の塚VS緑:宝来山です。

2025年4月25日 南丹市立文化博物館

◆そのあと、美山町のデンケンに行くことも考えたが、旧園部町の資料館に行くことにする。園部垣内古墳の資料を前から見に行きたかったので。
◆園部ICで下りて、旧園部町の中心部へ。なんだがきれいな復元天守のようなものがあり、その横が博物館でした。310円。
◆園部藩の殿さまは小出3万石で、幕末まで存続。城は作れず陣屋だったが、実質的には城の縄張りがあり、許可されたのは維新政府になった際のドサクサらしい。そこで櫓などを建設したとあった。日本で最後に築城された城だとか。いまの復元はしかし、遺構とあんまり関係ないように感じる。
◆で、復元天守様のものはイベント会場らしく、その横が博物館でした。1998開館のようです。けっこうな展示面積があり、園部垣内古墳の資料を見ることができました。黒田古墳の資料もあります。垣内古墳は重要なので、調査前の時点でガタガタで根拠をもって復元できるようなものではなかったように思うが、それでも墳丘について、やってみる必要があるなと感じた。

2025年4月25日網野銚子山古墳整備記念式典

◆1年前には日が決まっており、予定に入れていたもの。朝11時から式があり、そのあと、踊りとか、ドローン上映とか、対談などがあり、14時ごろまで会場にいた。賑わっていました。昔はここで盆踊りをやっていたとか聞いたような気がします。復活できないのかと、会議でいったような気もする。文化財保存活用課のみなさん、頑張っていました。
◆総工費4億5800万円だそうです。

亀ノ瀬

◆川の中の丸い大きな石が「亀岩」です。

これもガイドプラスの方からもらった

◆道明寺にある大きな石。これをちゃんと保存するための措置を、地元のみなさんでお金を出し合って整備した、その報告書です。

これなかなかいいですよ

◆明治安田生命のもの。もらいものです。こちらが知っているのは、デンケンとか指定されているものくらい。魅力ある場所はほかにもいっぱいあることがよくわかる。ここに挙がっているのを、ぜんぶまわりたいものです。

ベンガラ記事は要修正

◆わたしの理解が間違っているところがあり、文章の修正が必要だが、また今度。画像は、現地で購入した文庫本です。

2025年4月25日『大阪公大日本史』校了

◆厳密に言えば、通し校正に対し4箇所直しを指示したので終わっていないが、まあ終わりました。

平安宮式鬼瓦

◆黒川古文化研究所の紀要に、U氏が松平定信収集の瓦について解説をしており、そのなかで鬼瓦にも言及し、わたしの小文が引かれていた。マイナーなものに書いたので、引用していただくとうれしいです。

最後に松山城

◆歴史民俗資料館があり、見学するが省略。まあモノが集められていました。見ごたえあり。隣の山田方谷記念館はパス(大河ドラマをめざしている)。武家屋敷もスルーして城へ。巡回バスでフイゴ峠へ。そこからが山登り。このところ、山を登ると肺がしんどい。
◆奥の櫓が特別公開されていて、行くと文化財職員と思われる方がおられ説明していただいた。昭和の大修理で瓦を学生が山へ運んだのだとか。で、本丸の北にさらに山が続いていて、石垣石や木材は山で調達できると。下から運ぶのが大変だったのは瓦だろう、と。そうなんや!。そうだわな~、石を運び上げるのは考えてみればとんでもないことだ。
◆15時くらいに現地を出たのかな。以上です。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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